本当は怖い『ドラゴンクエスト』〜勇者デスピサロ〜
概要
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2009/07/11
- メディア: Video Game
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本当は怖い『ドラゴンクエスト』〜「ロトの勇者」創作説〜 - 萌え理論Blog(前回)
誰もがその名を知っている国民的RPG『ドラゴンクエスト』(以下『ドラクエ』)。ここでは、4作目の「天空の勇者」伝説について、実は後世の創作だという仮説を立てます。もちろん、公式な正史ではなく、非公式の偽史に過ぎませんが、「謎本」系の読み物としてご覧下さい。
考察
創作説の前提
『ロマンシング・サガ2』と同様に、『ドラクエ』のゲームプレイは、たとえば酒場で吟遊詩人が語るような、伝聞・伝承だとする。それは『ドラクエ』世界の現在から、過去を振り返って語っているので、必ずしも事実とは限らず、解釈の余地があるということだ。
そこで、ひとつ解釈の例を示す。仮説は他にも色々立てられるだろうし、創作説という前提を認めない人にとっては、何を書いても虚偽でしかないので、内容は箇条書きで簡単に示す。
『ドラゴンクエストIV』創作説
原作での勇者たちの位置づけ
- 天空人達は、「進化の秘宝」を天空の勇者達に与えた。
- ライアン(傲慢)
- 七大罪をあてはめ「傲慢のライアン」。以下のキャラも同様。
- 第一章の誘拐事件は、進化の秘宝の実験台のために、彼が行なった。
- アリーナ(憤怒)
- 第二章の失踪事件も、同様の理由で、彼女が行なった。
- クリフト(嫉妬)
- 「だいまどう」のようなグラフィックの悪魔神官。
- たとえ流し斬りが完全に入っても、一撃必殺のザラキでやられる。
- ブライ(怠惰)
- 「ピサロのてさき」のようなグラで「アリーナのてさき」。
- トルネコ(大食)
- 「おにこんぼう」のような姿で描かれる盗賊商人。
- ミネア/マーニャ(色欲)
- 占い師と踊り子でペンネームを使い分けている同一人物。
- 天空の(偽)勇者(強欲)
- シンシア殺害とロザリー殺害のエピソードが、逆の立場で描かれる。
- 「強欲」というのは、世界征服を企むため。
- マスタードラゴンと、世界を半分ずつ山分けにする約束をしている。