ライブ「VAMPS LIVE 2010 BEAUTY AND THE BEAST」紹介


概要

 ロックバンド「VAMPS」のライブ「VAMPS LIVE 2010 BEAST」「VAMPS LIVE 2010 BEAUTY AND THE BEAST」をご紹介したい。

 「VAMPS」とは、HYDE(L'Arc~en~Ciel)とK.A.Z(Oblivion Dust)からなるロックユニット。ラルクアンシエルはもちろんご存じのことと思う。また、K.A.Zは、映画・アニメ『デトロイト・メタル・シティ』主題歌「SATSUGAI」の楽曲を提供を手がけている。

詳細

  • VAMPS LIVE 2010 BEAST
    • 11月26日(金) OPEN 18:00/START 19:06 大阪城ホール
    • 11月27日(土) OPEN 18:00/START 19:06 大阪城ホール【SOLD OUT!!】
    • 12月04日(土) OPEN 16:00/START 17:06 国立代々木競技場第一体育館
    • 12月07日(火) OPEN 18:00/START 19:06 国立代々木競技場第一体育館【SOLD OUT!!】
    • 12月08日(水) OPEN 18:00/START 19:06 国立代々木競技場第一体育館【SOLD OUT!!】
  • VAMPS LIVE 2010 BEAUTY AND THE BEAST
    • 12月05日(日) OPEN 16:00/START 17:06 国立代々木競技場第一体育館

 今回のライブツアーはVAMPS史上最多本数。そのファイナルは、国立代々木競技場・第一体育館と、大阪城ホールでアリーナ公演となる。
 また、12月5日、代々木第一体育館の公演では、「美女と野獣」にちなんで男性/女性で会場がエリア分けされる、スペシャルライブ「VAMPS LIVE 2010 BEAUTY AND THE BEAST」が開催される。

 「BEAUTY AND THE BEAST」はライブ映像収録公演となる。このため、ライブを盛り上げるアイテムとして、当日来場者に男女別の「オリジナルタオル」と、恒例の「美女と野獣の勲章」ステッカーがプレゼントされる。

 さらに、12/15にリリースされる、シングル『MEMORIES』にも注目。ご興味のある方は、ぜひ公式サイトをチェックして頂きたい。


MEMORIES (ジャケットB:アーティストイラストver.)

MEMORIES (ジャケットB:アーティストイラストver.)

MEMORIES (DVD付) (ジャケットA:アーティストフォトver.)

MEMORIES (DVD付) (ジャケットA:アーティストフォトver.)

関連作品

魔界遊戯~for the movie~(初回限定盤)(DVD付)

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「ガンダム無双3 初のお披露目ブロガーミーティング」イベントレポート

概要


ガンダム無双3 - PS3

ガンダム無双3 - PS3

ガンダム無双3 - Xbox360

ガンダム無双3 - Xbox360

 2010年11月23日、東京・品川のバンダイナムコ未来研究所で、バンダイナムコゲームスは「ガンダム無双3 初のお披露目ブロガーミーティング」を開催した。同イベントは、12月16日(木)発売のプレイステーション3Xbox360向けソフト『ガンダム無双3』の先行体験会となる。


(※写真はクリックで拡大)

 『ガンダム無双』シリーズは、コーエーテクモゲームスのアクションゲーム『真・三國無双』『戦国無双』などの「無双」シリーズと『機動戦士ガンダム』がタッグを組んだ作品。前作『ガンダム無双2』は、累計70万本以上の販売数を誇る。

 今回紹介する『ガンダム無双3』はシリーズ最新作。セルアニメの表現手法を取り入れ、ビジュアル表現を一新した。また、新旧ガンダムシリーズから過去最高数の作品が参戦している。

 イベントでは、ゲーム開発者による開発秘話や、ゲストを招いてのトークショー、ゲーム先行体験が行われた。筆者も実際に参加したので、会場とゲームの様子を詳しくお伝えしよう。

ステージレポート


▲イベントの登壇者。写真左から、バンダイナムコゲームス・後藤能孝プロデューサ、『機動戦士ガンダムUCユニコーン)』の原作者・福井晴敏氏、コーエーテクモゲームス鯉沼久史プロデューサ。

 ステージでは、開発者の後藤氏、鯉沼氏、原作者の福井氏が登壇し、トークを繰り広げた。後藤、鯉沼両氏が強調する本作の主なポイントが次の5つ。

ガンダム無双3』のゲームの魅力・5つのポイント
  1. ビジュアル一新
  2. システム変化
    1. ストーリーモード
    2. 戦力ゲージ
    3. モビルスーツと設計図
  3. 新規モビルスーツ、キャラクター
  4. オンラインモード
  5. 有料ダウンロードコンテンツ

 「ビジュアル一新」というように、今作ではセルアニメ調のグラフィックに変わった。両開発者によると、「ガンダムはアニメのイメージが強い」ということから「インタラクティブ性のあるアニメ」を目指す方向性にする意図があるらしい。

 「システム変化」は3つある。まず「ストーリーモード」では、300以上のミッションを収録。また、「モビルスーツと設計図」という要素が加わり、モビルスーツを開発する楽しみもあるようだ。

 そして、「戦力ゲージ」という新システムが、ゲーム性や戦略性を一変させると両開発者が強調した部分。どういうものかというと、「戦力ゲージ」がなくなるまでは、自機が倒されても復活するというシステムらしい。

 このシステムによって、自機がやられそうなときに逃げ回らなくて済み、ガンガン攻める「無双らしさ」をたっぷり味わえるというわけだ。これは面白いシステムだと思う。

 「オンラインモード」では、最大4人の協力プレイが可能。ストーリーモードをプレイしながら、プレイヤー同士のマッチングするので、待たされるストレスもない。さらに、15の専用ミッションが用意されている。

 「有料ダウンロードコンテンツ」というのは、この日のイベントで初めて明らかになった要素。新規シナリオ・ミッション・モビルスーツなどのコンテンツを、ソフト発売後に配信する予定があるらしい。



DLCの例として、『機動戦士ガンダムUC』の「クシャトリヤマリーダ・クルス」(左写真)や、『機動戦士ガンダム00』「スサノオミスター・ブシドー」(右写真)の参戦が表明された。


 ステージ中、『機動戦士ガンダムUC』の小説作者であり、マンガ・アニメの原作にも関わっている福井氏が、同作品を実際にプレイした。ゲームはあまりやらないというが、制限時間がなければもう少しでクリアできそう、というところまで大健闘。

 福井氏は飄々と飾らない語り口で、興味深い発言を残している。たとえば、「Ustreamユーストリーム)で富野さん(ガンダムシリーズの監督)と一緒に喋った」「まずい部分をカットしてと言ったら、『(Ust放送で)もう流れました』と言われて、富野さんと真っ青になった」というのは、時代の流れを感じさせる。

 また、「(ガンダムのゲームが)ヨコにしか動かなかった時代から、30年も経たずにここ(今作のセル調3DCG)まで来た」というのは同感だ。バンダイナムコゲームスの他の体験会(この記事末の関連記事を参照されたし)でも、セル調3DCGのゲームをプレイしていたので、その驚異的な進化を私も感じていた。

 最後に福井氏は「(ハイビジョン時代になり)アニメもゲームも作るのにお金が掛かって大変」「(今作が売れることにより)新しい作品を作るチャンスが生まれるので、ぜひアニメと共に(今回のゲームを)よろしくお願いします」とあいさつして締めていた。



▲福井氏がプレイした一場面。同氏が「映画館のような大きなスクリーンでゲームをやってみたかったんだよね」と言うように、なんとも贅沢なプレイ環境。「デケエ!」と叫んで、客席が和んだ一幕も。

試遊レポート

 トークステージ終了後、体験版の『ガンダム無双3』を試遊する機会が設けられた。筆者も実際にプレイして、ミッションをクリアした。

 まず、グラフィック面についての感想を述べよう。無双シリーズは乱戦の中で暴れ回るのが魅力というのもあって、画面内のキャラが多いのだが、セル調だったので、「自分が何をやっているのか」を把握しやすかった。

 また、あまたある他のロボット物に埋もれない「ガンダムらしさ」を感じた。単なるロボットアクションゲームなら色々ある。やはり、「ガンダム」と一体になる「俺ガンダム感」は重要だ。

 つぎに、システム面についての感想。戦略ゲージがある間は復活するというルールによって、一方的に攻めまくる状態になるのは面白い。やはり、「無双らしさ」といえば、大勢をなぎ倒す場面だろう。

 それでいて、ゲージがなくなるとミッション失敗なので、プレイが単調になるわけでもない。ミッションをクリアするには、戦況の把握、パートナーの支援などの戦略性も必要。コンセプトにしている「戦場感」は十分感じられた。


▲シリーズから多くのパイロットが参戦している。たとえば、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の登場人物「刹那・F・セイエイ」を選べる。ゲーム中に「俺がガンダムだ!」といった名台詞が再現される。


▲左写真は、パートナーに選択した『∀(ターンエー)ガンダム』のソシエ・ハイムのカットイン。ソシエなら補給カプセルで支援するなど、各キャラごとに支援技を持っている。右写真は、タイミングよくボタンを押して技を決める場面。


▲左写真は『機動戦士ガンダムUC』に登場するフル・フロンタル。ボス戦時にムービーによる演出が入っていた。右写真はミッションクリア時の画面。


ガンダムシリーズ作品から、様々なキャラクターやモビルスーツが登場する。実際プレイして、自分がガンダムの世界に入り込んだような感覚を味わえた。


 さて、12月の発売を控えて期待が高まる『ガンダム無双3』。興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトで詳細をご覧頂きたい。

ガンダム無双3 - PS3

ガンダム無双3 - PS3

ガンダム無双3 - Xbox360

ガンダム無双3 - Xbox360

[センバツからの情報により記載しています]

関連作品

ガンダム無双Special PlayStation 2 the Best

ガンダム無双Special PlayStation 2 the Best

「WiMAX 内蔵パソコン体験イベント」レポート

概要


(※クリックで写真拡大)
▲有楽町駅前に設けられた特設ステージ。取材陣が詰めかけていた。

 2010年11月19日、東京・有楽町の駅前広場にて、インテルUQコミュニケーションズは、「WiMAX 内蔵パソコン体験イベント」のオープニングステージを開催した。

 同イベントは、「WiMAX」への理解を促進する「いつでもどこでもパソコンプロジェクト」の一環として催された。「WiMAX」とは、通信規格の名称。公衆無線LANより広いエリアをカバーするため、外出時にもWebを利用できる。

 この日は、トークセッションと体験イベントの両方が開かれた。PCに触れる体験イベントの方は、26〜28日に東京・新宿でも開かれる。その詳細は、上記の公式サイトをチェックして頂きたい。ここでは、初日のみとなるステージでのトークセッションの模様をお伝えしよう。

トークセッション詳細


▲左写真、左から宗像氏、久保さん、野坂氏。

 トークセッションでは、インテル株式会社副社長・宗像義恵氏、UQコミュニケーションズ株式会社社長・野坂章雄氏、フリーアナウンサー久保純子さんが登壇した。

 エンドユーザを代表する立場の久保さんは、仕事で使うPCを買い換えたいという話をした。すると、宗像氏は、WiMAX(モジュール)とCore i5(プロセッサ)を搭載したパソコンを推奨。

 また、野坂氏は、「インテルさんは(PCから電波を送受信する)ピッチャー役、UQは(その電波を基地局でインターネットに接続する)キャッチャー役」「(両社は)夫婦のような関係」と発言。両社の緊密な関係を強調した。

 WiMAX搭載PCで実際にネットに接続する場面では、ノートPCでスタンバイから復帰するとすぐに通信が確保された。久保さんは「3秒でネットにつながりました」と驚く。

 両氏はさらに、「いつでも、どこでも、つながる」「設定、配線、工事いらず」「家の中でも、外でも、海外でも」と、プロバイダとの別途契約の必要がなく、海外でもローミングサービスを行うなどの、WiMAXのポイントを分かりやすく説明。

 久保さんは「次を買うなら、Core i5WiMAXを搭載したモデルですね」とコメントで上手くまとめた後、トークセッションは無事終了した。

PC体験イベント詳細


▲一般の人が触れられるようになっている体験スペース。

 筆者も体験コーナーで実機に触れてみた。PCを立ち上げた後は、特に操作をしなくても、バックグラウンドで自動的に接続してくれる。「開けたら、すぐつながる」という謳い文句通り。

 WiMAX 内蔵パソコンを仕事で活用する状況を想定すると、移動・外出が多く、かつ、連絡や情報取得が必要な営業系の職種に向いているだろうか。やや特殊だが、私の場合には、ゲームイベントの取材に利用したい。

 通信可能エリアや月額費用など様々な面で、手頃になってきたWiMAX。このエントリをきっかけに、興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトをチェックして頂きたい。



▲会場周辺では、トランクにモニタを載せた宣伝カーや、「ヒューマノイド」のコスプレをしたキャンペーンガールなど、多彩なアトラクションが展開されていた。

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ヤマト発動機(ボート工場)・桐生ボートレース場・見学レポート

概要


桐生ボートレース場での一場面。選手は、遠心力に負けないよう腰を浮かせた「モンキーターン」というフォームでコーナーを曲がる。(※写真はクリックで拡大)

 2010年11月3日(水)、センバツ・CyberBuzzの企画で、「ボート工場見学バスツアー」が開催された。

 このイベントは、公営スポーツであるボートレース(旧名称:競艇*1)を広く理解してもらうため、ボートレース振興会の提供で行われた。ボートレース振興会・広報部広報課係長の平山氏が、引率と説明のために、現地まで同行されている。

 ボートレース用のボート工場「ヤマト発動機」と、桐生ボートレース場を、筆者は実際に見学したので、以下で詳しくお伝えしたい。

ヤマト発動機」見学

競艇ボート&モーター [ヤマト発動機 株式会社](公式サイト)


▲写真左:ヤマト発動機の広大な工場敷地/右:下の丸太が、上のボートの原材料になっている。

 ツアーではまず、新宿からチャーターバスに乗り、群馬県ヤマト発動機・工場に向かった。ヤマト発動機に着くと、同社・専務からあいさつを受けた後、工場内を見学した。ちなみに、日本のボートレース用のボートを製造しているのは、日本でここだけだ。


▲写真:小さな木材を削る大きなロボット。微妙な曲線を仕上げることが出来るという。他にも塗装用ロボットなどがあり、ベテランから動きを学習しているという。

 工場内では、まずボートの製造ラインから見て回った。ラインでは、作業員とロボットによって、船体を構成している木材の加工・塗装などの作業が行われている。


▲写真左:/右:組み立てられたものと、塗装された製造途中のボート。

 公営競技に用いる性格上、公平性はとても厳しく検査される。ボートの全長約300ミリメートルに対して、納品するボートの最大と最小で±3ミリ、重量約70キログラムに対して、±100グラムの誤差しか許されない。

 船ごとの性能差が出ないように、組み立て途中で、部品ごとに各種の検査が行われている。こうした精度が求められる製造現場のことを、工場内を案内してくれた同社の営業・広報の方は「ミクロの世界のものづくり」と表現した。


▲写真左:モーターエンジンの組み立ては手作業で行う。/右:画面の機械は、ヤマト発動機の社員の方が手に持っている、小さな部品を検査するためのもの。人の出入りによる気流の影響を与えないため、この部屋は二重扉になって気密されていた。

 金属製品の加工では、大きさがミクロ単位で変化してしまうため、室温や湿度が一定に管理されている。検査に失格した部品は流出しないように管理されているが、そもそも廃棄量が問題になるほどの不具合品は出ないという。


▲写真左:プールでモーターの試運転を行う。水流の影響の関係で、プールの深さは4メートルある。環境に考慮して、排水は濾過して再利用し、定期的に業者が処理する。/右:倉庫で出荷を待つモーター群。

 全国24のボートレース場に、それぞれ仕様が異なるボートを納入する。1レース場につき、1年で60〜70台、全体では約1600台ほど出荷される。モーターが付いたボートの値段は、一台100万円台。ただし、競技用のボートは一般に販売されない。


▲写真左:ボートの完成見本。思ったよりも薄く、大きなサーフボードにモーターがついたような印象。/右:ボート後部のモーター部分。騒音対策もあり、スクリュー部分の後ろの水中へと、自然排気するようになっている。

 レース用のボートは、一般のものより高速になるよう、様々な工夫が施されている。たとえば、バックギアや全体を覆うカバーなど、「ムダなものが一切ない」という話だ。また、搭載した専用燃料で10分しか走れない。まさにボートのサラブレッドだ。

 ボートやモーターには性能差がほとんどないということだが、使用されているうちに微妙な違いが出てくる*2。後述のように、ボートとモーターの勝率となって現れる。

 特にプロペラは選手の持ち物*3なので、試合中は叩いて調整している*4という。調整による違いは、紙一枚のわずかなものだが、それが勝負を左右するのだという。

 案内してくれた同社・社員は、試運転するために操縦もできるそうだ。慣れないと曲がろうとするだけでも難しいらしい。その方がボートレースを見ていると、「ボートの動きを見てしまう」という。普通の人は勝敗に注目するところだが、さすがボート造りのプロだけあり、エンジニア的視点で見ている。

桐生ボートレース場」見学

BOAT RACE 桐生 Official Site -(公式サイト)


▲写真左:桐生ボートレース場のゲート前。/右:桐生ボートレース場の南ウィング側面。屋内には、無料席と有料席がある。

 ツアーでは次に、同じく群馬県にある桐生ボートレース場に向かった。ここ桐生のほか、東京なら平和島や江戸川など、公営ボートレースは全国24のレース場で開催される。レース場によって、気候やボートの仕様などが微妙に異なり、勝敗を左右する。


▲写真左:レース場内の競争水面。/右:コーナーを曲がるレース選手たち。エンジンの爆音を立て、水しぶきを上げながら、迫力のあるコーナリングを見せる。水しぶきなどで前が見えず、選手は手探りでコーナーを曲がるのだという。

 プロのレース選手はボートレーサーと呼ばれる。全体で約1500人いて、うち女性が1割=約150人。ほぼ同条件の男女混合で試合が行われるプロスポーツは珍しい。また、10〜60代と幅広い年齢層の選手がいるのも特徴らしい。

 レーサーの平均年収は約1600〜2000万円。レースの優勝賞金は最大で1億円。A1〜B2まで成績によって4クラスに別れており、トッププロのA1は約300人いる。代表的なレーサーのひとりが松井繁氏で、通算獲得賞金・史上1位を記録。

 レーサーになるには、福岡県のやまと学校に入学して、1年の訓練を受ける必要がある。入学には年齢や体格の制限があり、試験は20倍の競争率と難関になっている。ただし、アマチュアのボートレースも存在する。


▲写真左:インフォメーションでは、各種の案内をしてくれる。初心者は、まずここでパンフレットをもらい、舟券の買い方から学ぼう。美人のお姉さんもいた。/右:広々とした食堂。定食、ラーメン、カレー、鉄板焼き、たこ焼きなど、メニューも豊富だ。

 舟券は、マークシートに記入して自動で購入できる。入場料が100円、舟券が100円から購入可能と、手軽に楽しめる。無料で配布されている出走表でデータを確認しながら、勝つ船を予想。ここで、選手だけでなく、ボートとモーターにも勝率があるのが面白い。

 2連単(1位・2位を順番通り当てる)、2連複(上位2位の組み合わせを当てる)など、舟券の種類によって、倍率も異なる。いずれにしろ、出場が6艇だけなので、他の公営競技に比べて当たりやすいというのが特徴。


▲写真左:一部のレース場では、ナイターレースも開催している。そのナイターレースを、日本で初めて開始したのが、ここ桐生のレース場。ライトに照らされて揺らめく波など、夜景も見どころ。/右:電光掲示板には、レースの情報が映し出される。

 場内では照明がこうこうと照らされて、夜でも明るい。ちらほらとカップルや家族連れの姿も見かけた。思っていたより明るい雰囲気で、レジャースポットにも向いていそう。


▲写真:コーナーを曲がる選手たち。船の性能差が少ないため、直線で抜くことは難しく、最初のコーナーが最大の勝負所となる。第一コーナーに差し掛かると、場内は歓声に包まれた。

 予選の目玉の第6レースが開始される。筆者は1-2の2連単を買ったが、結果は1位が3番・2位が1番で、惜しくも外れてしまった。しかし、先にボート工場を見学しているため、勝負以外でも楽しめ、文化の日を充実して過ごせたので、良しとしよう。

 そして、バスは新宿まで戻り、ツアーは無事終了した。

感想

 最後に、全体を通しての感想を述べたい。じつは、筆者は、ギャンブルの面があるため、ボートレースに近寄りがたいイメージを抱いていて、レース場に行くこと自体が初めてだった。

 しかし、この日の見学で、スポーツとして奥が深い面があることが分かった。たとえば、競馬のシミュレーションゲームがあるように、ボートレースもゲーム性やエンターテインメント性があると思う。

 勝敗だけにこだわらず、スポーツ観戦やテーマパークに行く気分で、カジュアルに楽しんでもいいかもしれない。それに、ボートレース界にも、イケメン選手や美人選手がいるとのこと。純粋にレーサーを応援してもいいだろう。

 そのように、気軽な参加できるということを、未経験のライトユーザにお伝えしたいと思ったしだいだ。

関連サイト

 この記事を読んで、ボートレースに興味を持たれた方は、下記の情報サイト「ボートレース初心者サイト『ビギナーズボイス』」「みんなのボートレース場体験談(PC/携帯サイト)」を、ぜひご覧頂きたい。


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*1:2010年4月から、公式名称が変更された

*2:ただし、使用するボートとモーターは、抽選で決められる。また、定期的にボートとモーターは新調されるので、そこで差はリセットされる

*3:ボートとモーターはレース場のもの

*4:公正のために試合中の選手は外部との接触が禁止される。たとえばケータイも使えない。また、自主整備がルールで、他の選手は助言はできるが、調整を手伝うことはできない。そのため、ずっと調整に専念するらしい

野菜宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」体験・紹介

概要


(※写真はクリックで拡大)


 有機野菜、無添加食材等の会員制宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」をご紹介します。

 「らでぃっしゅぼーや」では、年間約7千品目に及ぶ全商品につき、国で認められているもののうち113種類の農薬、97%の食品添加物を禁止。安心して食べられる安全な野菜をお届けします。

 そのように、安全・安心な商品をお届けするため、生産から配達まで全行程を管理。仕入れはすべて生産者から直接仕入れており、また食品の9割が自社開発商品となっています。

 そうした一貫した体制のもとで、国産原料や非・遺伝子組み換え作物を使用しているかなど調査しています。また、創業当時(1988年)から、農産品の生産履歴を公開しています。

 さらに、環境にも配慮しています。資材などのリサイクルを推進しており、「第11回グリーン購入大賞」を受賞。

 そうした「らでぃっしゅぼーや」の野菜を実際に食べたので、その際の様子をお伝えします。

詳細


▲左が段ボール外側のロゴ、右が中身の野菜。地域によっては、専用車が配達する。


 今回体験したのは、「ぱれっと」「4週間のお試し宅配」サービス。まず、「らでぃっしゅぼーや」の公式Webサイトにアクセスして、契約します。すると、専用の段ボールで野菜が送られてきます。

 お届け時に、在宅していれば直接受け渡してくれますし、不在であれば指定場所に留め置きます。また、鮮度を保つように保冷剤が同梱されていました。

 私が選択したメニューは「バラエティ野菜果物SS」。今回は、にんじん、じゃがいも、だいこん、キャベツ、モロヘイヤ、なす、ピーマン、とうもろこし、なし、キウイフルーツが入っていました。

 このほか、家族の人数に合わせて他のメニューも選べますし、「元気くん」という追加注文のサービスもあります。「元気くん」の方は野菜に限らず、多岐に渡る食品や生活用品を取りそろえています。



▲みずみずしい野菜(左)を盛り合わせて焼肉(右)。焼いている最中から、ジュー、ジューと湯気が立ち、香ばしい匂いが。


 さっそく、調理して食べることにします。野菜が豊富にあるので、こちらで別に用意した肉を加えて、鉄板で焼肉にしました。

 食べた感想ですが、野菜本来の芳醇な味わいがありました。スーパなどで販売されている普通の野菜に比べて、味が濃いのです。

 今回は焼肉のたれで食べましたが、野菜本来の甘味があるので、生野菜サラダなどにしたときは、調味料をつけなくても頂けそうです。

 また、食べてみて、どの野菜も実がしっかり詰まっているように感じました。たとえば、今回のなすは、歯ごたえが良く、みずみずしく、普段よりも食べごたえがありました。

 有機野菜だけあって、たしかに美味しいです。野菜の味がします。


 さて、このように安全で新鮮な野菜を宅配する「らでぃっしゅぼーや」。ご入会や宅配お申し込みは、公式サイトからどうぞ。


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「『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2』先行披露会」イベントレポート

概要


 2010年8月28日(土)、バンダイナムコは、東京・本社(バンダイナムコ未来研究所)にて、「NARUTO-ナルト-1億冊突破記念!! ナルティメットストーム2 先行披露会」を開催した。

 10月21日(木)発売予定の『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2』は、PS3Xbox360ならではのグラフィックを駆使し、アニメを動かしているような感覚が味わえるアクションゲーム。

 この日のイベントは、『週刊少年ジャンプ』の原作コミックの累計発行部数・1億冊の突破を記念し、発売前の同作品を先行体験できるというもの。その貴重なイベントに、筆者は実際に参加してきたので、詳しい内容をお伝えしよう。



(※写真はクリックで拡大)

イベントでの開発者トーク


▲左がバンダイナムコゲームス・プロデューサー・佐々木夕介氏、右がサイバーコネクトツー・制作総指揮・松山洋氏。

 イベントは、プロデューサーの佐々木氏が司会で進行し、制作総指揮の松山氏が主にトークするという流れだった。また、この日初公開だという映像も流されている。

 松山氏によると、『ナルティメットストーム2』は、「ボリュームとクオリティ」があり、「超アニメ」と呼ばれる2Dと3Dが融合した演出がなされている。

 しかし、それだけに留まらず、特にシリーズの第2弾ということで、「最新のエピソードも入って」いる「ADVパート」に「こだわりぬいた」という。

 その出来は、すでに内容を知っている開発陣も、デバッグなどで繰り返しプレイする際に涙ぐんでしまうほどらしい。サイバーコネクトツー・プロジェクトリーダー・西川裕貴氏を筆頭として、そのように現在も開発している最中だという。

 また、本作では、海外との通信対戦が可能となっている。これは、『鉄拳』や『ソウル・キャリバー』の制作チームからの協力もあって、実現したとのこと。海外でも人気な『NARUTO』だけに、海を超えた熱戦が繰り広げられるだろう。




▲100体もの敵と戦ったり、アニメの世界が再現されていたりと、魅力十分。



▲『NARUTO−ナルト−』原作者の岸本斉史氏が、エクストラコスチュームをデザインした、『鉄拳6』登場キャラクターの「ラース」も参戦。

 『鉄拳6』からラースが参戦する話題についても触れられた。もともと『NARUTO』原作者の岸本氏が「ゲーセンに寄ってからマンガを描く」ほど、ゲーム好きということで、『鉄拳6』でのラースのエクストラコスチューム・デザインが実現した。

 『鉄拳』制作チームからそれを聞いた松山氏は、厳しい開発スケジュールの中でも「出さざるをえない」と思い、『鉄拳』制作チーム、集英社、岸本氏、それぞれに許可を取って、今回の参戦を実現したのだという。

 このラース、本場の『鉄拳』制作者が「フレーム単位で指摘」したというこだわりぶり。そうしたこともあり、エフェクトもラースだけは『鉄拳』風、十連コンボが使えるなど、ぜいたくな仕様になっている。



▲最新ゲーム機の描写力を活かした、ダイナミックな大ボス戦。

 トークの合間には、佐々木氏と松山氏が実機でプレイする場面もあり、開発者が自ら本作の醍醐味を紹介した。巨大なボスとのバトルや、派手なエフェクトなど、ゲームでの魅力をトコトン追求している。



▲手裏剣を連打したり、炎を吹き合ったり、ド迫力のエフェクト。ボタンを連打して競り勝て!

 ところで、この松山氏は、「34間、一度も欠かさず、毎号『ジャンプ』を読んでいる」というほどの『ジャンプ』ファン。そんな松山氏が、『NARUTO』を読んで「1話からホレて、この作品のゲームは絶対作りたい」と思ったという。

 松山氏のモットーは「ファンを裏切らない」「予想は裏切って、期待は裏切らない」。じっさい、ファンの声に応え、通常の3対3だけではなく、1対1で戦うモードも用意したという。出来が期待できそうなこぼれ話だ。

実機でのプレイレポート

 開発者トークの後は、実機でプレイする機会が設けられていた。そこで、筆者も実際にプレイすることに。『ナルティメットストーム2』には、総勢45名ものキャラクターが参戦。原作のあのキャラもバッチリ登場するので、誰を選ぶか迷ってしまう。

 対戦時にはそこから、自分が操作するキャラクター1名と、サポートするキャラクター2名を選ぶ、3対3の戦いが基本になる。ちなみに、対戦場も、「木の葉隠れの里」など、自由に選べる。

 操作方法は、敵の方向に向かってボタンを連打するとコンボ、と分かりやすくなっている。しかし、それに加えて、サポートキャラによる攻撃やアイテムの使用もあり、熱いバトルになっている。

 プレイした感じでは特に、サポートキャラを呼ぶタイミングが重要だ。このサポートを利用して、数十もコンボをたたき込むこともできた。コンボが決まると、スカッとした爽快感が味わえる。


▲的確に攻めてくるCPUにだいぶ苦戦したが、なんとか勝利できた。

 これは先の「『鋼の錬金術師』先行体験会」でも感じたことだが、マンガ・アニメとゲームの融合というのが、コンシューマゲームで急速に進んでいる。

 たとえば、操作キャラにナルトを選んだ場合、コンボで影分身が使える、といったことは魅力的だと思う。しかも、サポートキャラも加わるため、キャラが入り乱れる激しい戦いになる。

 アニメ版『NARUTO』でも、ナルトの影分身を駆使した、ダイナミックなバトルは、評判だったと覚えている。それが、ゲームでも体験できるのだから、『NARUTO』ファンにとってはたまらない一作になっている。

関連商品

NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2 - PS3

NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム2 - PS3

「ブログタイムズ2周年記念パーティ」イベントレポート

概要

 2010年8月21日(土)、株式会社 PR TIMES は、東京・赤坂の会場で、「ブログタイムズ2周年記念パーティ」を開催した。

 同社が運営するブログの記事広告サービスの「ブログタイムズ」は、サービス開始より2周年を迎える。パーティはそれを記念して、会員と交流するために開かれたもの。

 招待された同サービスの会員数十名は、会員や社員たちと親睦を深めていた。また、イベントでは、同社の代表が2周年を記念して、スピーチを行なっている。筆者は実際に参加してきたので、イベントの様子をお伝えしよう。

内容


▲売上高が右肩上がりのグラフを前に、業務実績を説明している、PR TIMES代表取締役社長の山口拓己氏。

 PR TIMES・社長の山口拓己氏による説明では、売上の拡大と黒字が続いている旨が報告されている。

 説明を引き継いだ同社社員によると、そのように業績が好調な理由として、他の多くのペイドパブリシティのサービスと異なり、他より高額の報酬を会員に保証していることと、広告提供元を明確に表示して信頼を得ようとしていること、という点が挙げられた。

 同サービスの会員はすでに千名を超えているという。インターネットやブログの普及に伴い、ますます浸透していきそうだ。


▲中央の壇で話すのは、プランニング・サービス担当の三島英拓氏。活力ある新興企業にふさわしく、PR TIMES社の社員はみな若々しい。

 また、「ブログタイムズ」のロゴを決定する、会員による投票も行われた。そのようにロゴを刷新したり、この日イベントを開いたりする理由について、社員の説明によると、コミュニティを形成したい、という意図があるようだ。

 コミュニティを志向するというのは、個々の記事を書くだけで終わらず、持続的な交流を持った集団を形成しようとすることだ。じっさい、同イベントでは、社員も会員と同じテーブルで交流している。そのように、歓談しているうちに、パーティは無事終了した。

感想

 実際に参加して、コミュニティ志向の話を、大変興味深く聞いていた。

 これは私見だが、アーリー・アダプタ層のような消費者集団の形成、という発想につながると思う。そうした集団の多様性と相互性からは、企画段階で無かったような商品の魅力が、CGM的に発生してくる。

 たとえばゲームなら、プレイヤーのコミュニティが形成されると、開発側も当初想定していなかったような遊び方が発見されることがある。デジタル製品にも、使い方が分からないと手が出せないところがあるだろう。

 そこでもし、広告記事が単発で終わらず継続して、そのようなコミュニティが形成できたら面白そうだ。たとえばゲームなら、終盤の面白さ、デジカメなら夏の海と冬の雪の写り具合の違い、といったことは継続して利用しないと分からない。

 さらに期間だけでなく、一定のルールでゲーム大会を開いたり、同じデジカメで写真大会を開いたり、コミュニケーション性のあるイベントも可能だ。そうした状況で書かれた記事は、個々がバラバラに書いたものとは、質が異なるだろう。

 そういったことは、今すぐにではなくても、ネット上の広告が将来的に発展していったときに、可能性としてありうると思う。さて、この日のパーティは、社長ともお話ができて、大変刺激的だった。また機会があれば、ぜひ参加したい。

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