「ガンダム無双3 初のお披露目ブロガーミーティング」イベントレポート
概要
- ガンダム無双3(公式サイト)
- 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: Video Game
- 購入: 6人 クリック: 234回
- この商品を含むブログ (71件) を見る
- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: Video Game
- 購入: 3人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
2010年11月23日、東京・品川のバンダイナムコ未来研究所で、バンダイナムコゲームスは「ガンダム無双3 初のお披露目ブロガーミーティング」を開催した。同イベントは、12月16日(木)発売のプレイステーション3/Xbox360向けソフト『ガンダム無双3』の先行体験会となる。
『ガンダム無双』シリーズは、コーエーテクモゲームスのアクションゲーム『真・三國無双』『戦国無双』などの「無双」シリーズと『機動戦士ガンダム』がタッグを組んだ作品。前作『ガンダム無双2』は、累計70万本以上の販売数を誇る。
今回紹介する『ガンダム無双3』はシリーズ最新作。セルアニメの表現手法を取り入れ、ビジュアル表現を一新した。また、新旧ガンダムシリーズから過去最高数の作品が参戦している。
イベントでは、ゲーム開発者による開発秘話や、ゲストを招いてのトークショー、ゲーム先行体験が行われた。筆者も実際に参加したので、会場とゲームの様子を詳しくお伝えしよう。
ステージレポート
▲イベントの登壇者。写真左から、バンダイナムコゲームス・後藤能孝プロデューサ、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の原作者・福井晴敏氏、コーエーテクモゲームスの鯉沼久史プロデューサ。
ステージでは、開発者の後藤氏、鯉沼氏、原作者の福井氏が登壇し、トークを繰り広げた。後藤、鯉沼両氏が強調する本作の主なポイントが次の5つ。
『ガンダム無双3』のゲームの魅力・5つのポイント
- ビジュアル一新
- システム変化
- ストーリーモード
- 戦力ゲージ
- モビルスーツと設計図
- 新規モビルスーツ、キャラクター
- オンラインモード
- 有料ダウンロードコンテンツ
「ビジュアル一新」というように、今作ではセルアニメ調のグラフィックに変わった。両開発者によると、「ガンダムはアニメのイメージが強い」ということから「インタラクティブ性のあるアニメ」を目指す方向性にする意図があるらしい。
「システム変化」は3つある。まず「ストーリーモード」では、300以上のミッションを収録。また、「モビルスーツと設計図」という要素が加わり、モビルスーツを開発する楽しみもあるようだ。
そして、「戦力ゲージ」という新システムが、ゲーム性や戦略性を一変させると両開発者が強調した部分。どういうものかというと、「戦力ゲージ」がなくなるまでは、自機が倒されても復活するというシステムらしい。
このシステムによって、自機がやられそうなときに逃げ回らなくて済み、ガンガン攻める「無双らしさ」をたっぷり味わえるというわけだ。これは面白いシステムだと思う。
「オンラインモード」では、最大4人の協力プレイが可能。ストーリーモードをプレイしながら、プレイヤー同士のマッチングするので、待たされるストレスもない。さらに、15の専用ミッションが用意されている。
「有料ダウンロードコンテンツ」というのは、この日のイベントで初めて明らかになった要素。新規シナリオ・ミッション・モビルスーツなどのコンテンツを、ソフト発売後に配信する予定があるらしい。
▲DLCの例として、『機動戦士ガンダムUC』の「クシャトリヤ/マリーダ・クルス」(左写真)や、『機動戦士ガンダム00』「スサノオ/ミスター・ブシドー」(右写真)の参戦が表明された。
ステージ中、『機動戦士ガンダムUC』の小説作者であり、マンガ・アニメの原作にも関わっている福井氏が、同作品を実際にプレイした。ゲームはあまりやらないというが、制限時間がなければもう少しでクリアできそう、というところまで大健闘。
福井氏は飄々と飾らない語り口で、興味深い発言を残している。たとえば、「Ustream(ユーストリーム)で富野さん(ガンダムシリーズの監督)と一緒に喋った」「まずい部分をカットしてと言ったら、『(Ust放送で)もう流れました』と言われて、富野さんと真っ青になった」というのは、時代の流れを感じさせる。
また、「(ガンダムのゲームが)ヨコにしか動かなかった時代から、30年も経たずにここ(今作のセル調3DCG)まで来た」というのは同感だ。バンダイナムコゲームスの他の体験会(この記事末の関連記事を参照されたし)でも、セル調3DCGのゲームをプレイしていたので、その驚異的な進化を私も感じていた。
最後に福井氏は「(ハイビジョン時代になり)アニメもゲームも作るのにお金が掛かって大変」「(今作が売れることにより)新しい作品を作るチャンスが生まれるので、ぜひアニメと共に(今回のゲームを)よろしくお願いします」とあいさつして締めていた。
▲福井氏がプレイした一場面。同氏が「映画館のような大きなスクリーンでゲームをやってみたかったんだよね」と言うように、なんとも贅沢なプレイ環境。「デケエ!」と叫んで、客席が和んだ一幕も。
試遊レポート
トークステージ終了後、体験版の『ガンダム無双3』を試遊する機会が設けられた。筆者も実際にプレイして、ミッションをクリアした。
まず、グラフィック面についての感想を述べよう。無双シリーズは乱戦の中で暴れ回るのが魅力というのもあって、画面内のキャラが多いのだが、セル調だったので、「自分が何をやっているのか」を把握しやすかった。
また、あまたある他のロボット物に埋もれない「ガンダムらしさ」を感じた。単なるロボットアクションゲームなら色々ある。やはり、「ガンダム」と一体になる「俺ガンダム感」は重要だ。
つぎに、システム面についての感想。戦略ゲージがある間は復活するというルールによって、一方的に攻めまくる状態になるのは面白い。やはり、「無双らしさ」といえば、大勢をなぎ倒す場面だろう。
それでいて、ゲージがなくなるとミッション失敗なので、プレイが単調になるわけでもない。ミッションをクリアするには、戦況の把握、パートナーの支援などの戦略性も必要。コンセプトにしている「戦場感」は十分感じられた。
▲シリーズから多くのパイロットが参戦している。たとえば、『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の登場人物「刹那・F・セイエイ」を選べる。ゲーム中に「俺がガンダムだ!」といった名台詞が再現される。
▲左写真は、パートナーに選択した『∀(ターンエー)ガンダム』のソシエ・ハイムのカットイン。ソシエなら補給カプセルで支援するなど、各キャラごとに支援技を持っている。右写真は、タイミングよくボタンを押して技を決める場面。
▲左写真は『機動戦士ガンダムUC』に登場するフル・フロンタル。ボス戦時にムービーによる演出が入っていた。右写真はミッションクリア時の画面。
▲ガンダムシリーズ作品から、様々なキャラクターやモビルスーツが登場する。実際プレイして、自分がガンダムの世界に入り込んだような感覚を味わえた。
さて、12月の発売を控えて期待が高まる『ガンダム無双3』。興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトで詳細をご覧頂きたい。
- ガンダム無双3(公式サイト)
- 出版社/メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: Video Game
- 購入: 6人 クリック: 234回
- この商品を含むブログ (71件) を見る
- 出版社/メーカー: バンダイナムコゲームス
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: Video Game
- 購入: 3人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
[センバツからの情報により記載しています]
関連記事
関連作品
ガンダム無双Special PlayStation 2 the Best
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: Video Game
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る