コミックマーケット(C77)・『ライトクリエイターズ Vol.2』頒布告知
概要
2009年12月31日(木)、東京ビッグサイトで開催される「コミックマーケット」(C77・三日目)の、「西1ホール "れ" 22-a」のスペースで、新刊『ライトクリエイターズ Vol.2』、また『ライトクリエイターズ (Vol.1)』と『新文学』の在庫を、頒布予定です。当日はぜひお立ち寄り下さい。
紹介
『ライトクリエイターズ』は、サークル「萌え理論」とその代表の天野年朗が提供する創作情報同人誌です。今冬のC77で第2号を頒布します。表紙はいつもの通り、漫画家のSAA様が描き下ろして下さいました。
巻頭インタビューでは、『マンガを読んで小説家になろう!』(アスペクト)『すべてのオタクは小説家になれる!』(イーグルパブリシング)の著者(共著)にして評論家のバーバラ・アスカ女史が、クリエイターになるための心構えを伝授。創作志望者は必見です。
特集は、『ひぐらしのなく頃に』、『うみねこのなく頃に』、「ミステリー」。同人史上最大のヒット作品と言われる『ひぐらし』と、アニメが放映されている『うみねこ』について紹介しました。原作は同人ゲームの中でメジャーなノベルゲームなので、創作の参考になると思います。
さらに、両作品の創作性に関する考察と、魔王14歳氏との対談も掲載しています。ブロガーの魔王14歳氏は、『ひぐらし』『うみねこ』について、天野より早く・深くブログで取りあげており、対談中でも随所に鋭い洞察を見せておられます。
仕様
- 題名: 『ライトクリエイターズ Vol.2』
- 価格: 500円 *1
- 判型: A5版
- 頁数: 本文48P
- 装丁: 表紙カラー・本文モノクロ
- 編集: 天野年朗(萌え理論)
参加者(敬称略・掲載順)
- 作者: SAA
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/02
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 85回
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- バーバラ・アスカ(大内明日香)
- 出版評論〜blog版
- インタビューに応じて下さったバーバラ・アスカ様は、下記の書籍をお出しになっているほか、多くの出版企画やイベントに関わって来られました。
- 出版評論〜blog版
- 作者: 大内明日香,若桜木虔
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 41回
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- 作者: 大内明日香,若桜木虔
- 出版社/メーカー: イーグルパブリシング
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 76回
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余談
今回の配置は、壁です。コミケ参加三回目にして、念願の壁配置を手に入れられたのは、ラッキーです。
ただ当然、男性向け系などメジャージャンルの壁に比べたら、はるかに配置されやすいはずです。ウチのようなサークルがなれるくらいだから、コミケにおいて活字、特に評論・情報ジャンルが、いかにサークルの層が薄いか、という事情が伺えます。
しかし、周辺の壁には、「かーずSP」様、「波状言論」様、「ムゲンノホシゾラ」様をはじめ、有名サークルが勢揃いしております。そうした頒布数の多そうな強豪勢に囲まれて、非常に肩身が狭いところです。
そこで、上記のような他の壁サークルをチェックなさっている方は、ぜひついでに、当サークルにもお立ち寄り下されば幸いです。
*1:イベント売りの価格です。ショップ売りはこれより高くなりますので、ぜひ会場でお買い求め下さい
同人イベント「文学フリマ」参加
概要
12月6日に開催される、同人イベントの「文学フリマ」に参加いたします。創作情報同人誌『ライトクリエイターズ』第一号と、『新文学』の在庫を頒布予定です。文フリにお越しの方は、ぜひお立ち寄りください。
詳細
- イベント名:文学フリマ(第九回)
- 開催日:2009年12月6日(日)
- 開催場所:大田区産業プラザPiO
- 配置スペース:T−7
- サークル名:「萌え理論」
- 頒布物
- 批評同人誌『新文学』(在庫)
- 創作情報同人誌『ライトクリエイターズ』(在庫)
関連記事
コミケ・C77当選
概要
C77・三日目・西地区・“れ”ブロック−22a・サークル「萌え理論」
冬コミ当選しました!
創作情報同人誌『ライトクリエイターズ』の第2号・新刊、また『ライクリ』1号と『新文学』の在庫を頒布予定です。コミケにお越しの方は、ぜひお立ち寄りください。
冬コミ前には、文芸イベント「文学フリマ」にも参加する予定です。こちらは、既刊のみの頒布になります。ちなみに、同人イベント「コミティア90」にも申し込んでおりましたが、そちらは落選しました。
詳細
- イベント名
- コミックマーケット(C77)
- 開催日
- 2009年12月31日(木)
- 開催場所
- 東京ビッグサイト(当サークルは西1ホール)
- 配置スペース
- 西地区・“れ”ブロック−22a
- サークル名
- 「萌え理論」
- 頒布物
- 批評同人誌『新文学』(在庫)
- 創作情報同人誌『ライトクリエイターズ』(在庫)
- 創作情報同人誌『ライトクリエイターズ 2号』(新刊・発行予定)
- 仕様(予定):A5・表紙カラー・本文モノクロ48P・500円
『ライトクリエイターズ』の「とらのあな」委託通販を開始しました
概要
同人ショップ「とらのあな」様での、同人誌『ライトクリエイターズ』の委託販売が開始いたしました。通販と店頭売りの両方がありますが、確実に入手するなら通販をご利用ください。委託期間は三ヶ月で、それを過ぎた後の在庫販売は、東京の同人イベントのみになる予定です。
『ライトクリエイターズ』は、創作情報同人誌です。作家の灰原とう様、マンガ家のSAA様をはじめ、ゲストをお招きして、原稿やインタビューを頂いたほか、私が創作系のゲームやツールについての情報を集めました。創作に関心のある方は、ぜひこの機会にご覧下さい。
『ライクリ』の次号は、早ければ冬コミには出します。ただ、創作の実作品も発表したいという思いがあり、制作の進行状況によっては、そちらが先になるかもしれません。これにつきましては、目処がつきしだい、また後ほどお伝えします。
なお、記事末の関連記事の方で、『ライトクリエイターズ』に関する情報をまとめてあります。また本文中、39ページのURLが見づらいところがありましたので、お詫び申し上げます。関連記事の方でリンクを貼り直してあります。
300万PV達成
報告
2009年9月9日、萌え理論Blogは300万PVを達成しました*1。
すでに2007年中には、100万、200万PVを突破しており、そこからかなり停滞していました。これは、ライターの仕事を優先し、また同人活動を始めたためです。
しかし、ブログをあまり放置しておくと、ブログのアクセスのみでなく、同人活動に影響してくる可能性もあると考え、今月初頭あたりから更新再開しました。
その今月初頭の調子の良いときは、4日で2万PV弱*2ありました。アクセスを取ろうと思って取りに行った結果ですが、最盛期に比べると微妙な気もします。
展望
今年は新ブログを作りましたが、はてながアフィリエイトを制限しているのが、大きな理由としてありました。ところが間の悪いことに、先月からはてなダイアリープラスに限って解禁したようです。
そこで、このブログ一本に集中して更新します。それに伴い、ゲームなどの新情報もお届けしたいと思います。ところで、そのようにする背景には、いわゆる「不況」の問題があります。どういうことでしょうか。
更新をする気がおきなかった理由のひとつに、グーグル・アドセンスの単価が低迷していることもあります。これは個々の広告によって違いますが、企業の広告費が落ちる額は関係しているのではないかと推測できます。
また、アドセンスはドルで算出され、それを円に換算して振り込まれます。なので、円高になると少なくなります。これらの状況を鑑みて、アマゾン・アソシエイト重視で行く予定にしたのです。
『ライトクリエイターズ』の次号について
コミックマーケットの報告と今後の展望
今回は(も)ブースで売ってみるまで正直なところ不安でした。ゼロアカのように大出版社の集客力が見込めず、かつやはり健全・創作・文字同人の三重苦で、需要があるのかどうか分からない。
今度こそ5部しか売れない、とってもしょっぱい結果に終わるのではないか。もし、印刷代も回収できなくて1号で潰れるようだったら、じゃあ次はもっと売れそうなエロパロでもやろうか。そんな風に思っていた時期もありました……。
が! フタを開けてみたら、意外と売れました。そこでさっそく、『ライトクリエイターズ』第2号の制作を決めました。1号で立ち上げた「ライトクリエイター」のコンセプトを、2号以降でより本格的に展開していきたいと思います。
スケジュールや紙幅の都合等で先送りにした企画を、次号で掲載します。たとえば、創作系ソフトだけでなく創作系サイトも載せたかったのですが、両方載せると中途半端になりそうだったので、ソフトだけになりました。これは、次号で取りあげたいなと思っています。
もちろん、インタビューや対談などでまたゲストをお呼びしたいです。それから、今回から私がDTPを全部やっているので、デザインを継続的に改善して、読みやすくしていきたいと思います。
『ライトクリエイターズ』2号の販売時期は、今年の冬コミ(C77)を予定しています。売れ続けて出し続けられれば、年二回のコミケで新刊を出す刊行ペースを想定しています。ただ当然、コミケは落選があるので、そのときはコミケでの委託販売、「文学フリマ」での新刊発表というように対処したいと思います。
『ライトクリエイターズ』1号の在庫については、同人流通が扱ってくれれば卸しますし、今後のイベントで手売りしていきます。そういうわけですので、『ライトクリエイターズ』を今後もよろしくお願いいたします。
コミックマーケット(C76)・『ライトクリエイターズ』頒布告知
概要
2009年8月16日(日)、東京ビッグサイトで開催される、コミックマーケット・C76・三日目の評論・情報ジャンル、「東地区 "M" ブロック 21a」のスペースで、新刊『ライトクリエイターズ』と『新文学』の在庫を、頒布する予定です。直前の告知で申し訳ありませんが、当日はぜひお立ち寄り下さい。
詳細
『ライトクリエイターズ』(略称・ライクリ)は、創作情報同人誌です。「ライトクリエイター」というのは、例えば同人作家も、ブロガーも、MAD動画制作者もそうですが、ライトな創作に携わる人々の呼称です。
お招きしたゲストのうち、作家の灰原とう様は、8Pのマンガを描かれています。原作の童話をマンガに翻案し、3DCGを用いて新たな世界を描き出しています。
マンガ家・イラストレーターのSAA様は、華麗な表紙を描いて頂き、さらにインタビューしております。本誌や『新文学』で描いて頂いた絵のラフを公開したり、マンガ家になられた経緯を語って頂きました。
言語藝人の白石昇様は、そのプロフィールの紹介と、対談に近いインタビューを掲載させて頂きました。タイに関する訳書、著書をお出しになった経緯や、その生き方自体が、大変ドラマチックです。
ブロガーの魔王14歳様と辺見九郎様とは鼎談いたしました。それぞれフリーゲームとループ系作品について、またおふたりに、超大ヒット同人作品『うみねこのなく頃に』やフリーシェアワールド「ゆらぎの神話」について語って頂きました。
今ご紹介した方々の作品やお話は、流行作品の二次創作だけでなく、オリジナルの創作をしようと考える読者にとって、大変参考になると思います。
私が書いているうち大部分を占めるのは、主に創作系ゲームとツールの紹介記事です。ゲームはPSのソフト*1を主に紹介しています。
しょせんゲームソフトだから、大した成果物が作れないかというと、そんなことはありません。最初から用意されたパーツを組み合わせるので自由度が低いですが、かわりに手軽にそこそこのクオリティのものがすぐ出来上がります。彫刻に対する積木のようなもので、初心者でも挫折せずに創作を楽しめるのでオススメです。
もし夏コミや同人通販の売れ行きが好調だった場合、『ライクリ』の第2号を出します*2。最短で次の文学フリマか冬コミになります。しかし、売れなければ出しません。ちなみに、次のコミティアは申し込みの機会を逃したので不参加です。
――余談ですが、『ファイナル・クリエイト・ライト』とか、必殺技みたいな名前にすれば良かったかも?
参加者(敬称略)
- 作者: 灰原とう,太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/08/17
- メディア: 文庫
- クリック: 6回
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- SAA
- 作者: SAA
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/02
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 85回
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- 作者: 白石昇
- 出版社/メーカー: めこん
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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- 魔王14歳
- 辺見九郎