コミックマーケット(C76)・『ライトクリエイターズ』頒布告知

概要


2009年8月16日(日)、東京ビッグサイトで開催される、コミックマーケットC76・三日目の評論・情報ジャンル、「東地区 "M" ブロック 21a」のスペースで、新刊『ライトクリエイターズ』と『新文学』の在庫を、頒布する予定です。直前の告知で申し訳ありませんが、当日はぜひお立ち寄り下さい。

詳細

『ライトクリエイターズ』(略称・ライクリ)は、創作情報同人誌です。「ライトクリエイター」というのは、例えば同人作家も、ブロガーも、MAD動画制作者もそうですが、ライトな創作に携わる人々の呼称です。

お招きしたゲストのうち、作家の灰原とう様は、8Pのマンガを描かれています。原作の童話をマンガに翻案し、3DCGを用いて新たな世界を描き出しています。

マンガ家・イラストレーターのSAA様は、華麗な表紙を描いて頂き、さらにインタビューしております。本誌や『新文学』で描いて頂いた絵のラフを公開したり、マンガ家になられた経緯を語って頂きました。

言語藝人の白石昇様は、そのプロフィールの紹介と、対談に近いインタビューを掲載させて頂きました。タイに関する訳書、著書をお出しになった経緯や、その生き方自体が、大変ドラマチックです。

ブロガーの魔王14歳様と辺見九郎様とは鼎談いたしました。それぞれフリーゲームとループ系作品について、またおふたりに、超大ヒット同人作品『うみねこのなく頃に』やフリーシェアワールドゆらぎの神話」について語って頂きました。

今ご紹介した方々の作品やお話は、流行作品の二次創作だけでなく、オリジナルの創作をしようと考える読者にとって、大変参考になると思います。

私が書いているうち大部分を占めるのは、主に創作系ゲームとツールの紹介記事です。ゲームはPSのソフト*1を主に紹介しています。

しょせんゲームソフトだから、大した成果物が作れないかというと、そんなことはありません。最初から用意されたパーツを組み合わせるので自由度が低いですが、かわりに手軽にそこそこのクオリティのものがすぐ出来上がります。彫刻に対する積木のようなもので、初心者でも挫折せずに創作を楽しめるのでオススメです。

もし夏コミや同人通販の売れ行きが好調だった場合、『ライクリ』の第2号を出します*2。最短で次の文学フリマ冬コミになります。しかし、売れなければ出しません。ちなみに、次のコミティアは申し込みの機会を逃したので不参加です。

――余談ですが、『ファイナル・クリエイト・ライト』とか、必殺技みたいな名前にすれば良かったかも?

仕様

  • 題名: ライトクリエイターズ
  • 価格: 500円 *3
  • 判型: A5版
  • 頁数: 本文48P
  • 装丁: 表紙カラー・本文モノクロ
  • 制作: 天野年朗萌え理論

*1:その中にはPSPでダウンロード再販されているものがあり、PSの中古と合わせて格安で入手できます

*2:色々事情があって、2号に回した原稿というのがあります

*3:会場売りの価格です。通販時は流通マージン分高くなりますので、ぜひ会場でお買い求め下さい