アニメ雑感

ついに祭り型コンテンツの本性を表したという感じの回。あらすじは、ストーブを部室に据える話。ハルヒと相合傘でアッカンベ。この前夏でもう冬とかその程度のことには、もはや突っ込む気も起きない。長門の読書シーンの動かざること、エレベーター@EVAのごとし。久々に放送事故級の止めが来たけれど、ハルヒはそんなのもう関係ないという感じ。VIPのブログがアフィリエイトを得るためにオリコン運動を仕掛けたという話があって、そういうのも含めて色々な「思考が現実化」しているのが面白い。あざといけど。

ゴールドクロスがやたらと威張っている。今回の話の肝はセイバーが剣で士郎が鞘だということなんだけど、そこら辺の関係がどこまでいってもやはりパッとしない主人公路線だと思う。でもエクスカリバーは鞘の方が大事なんだっけ。セイバーの可愛さが進化している。料理シーンの描き方が色々面白い。Fateひぐらしハルヒは「思考が現実化」メソッドで共通していているんだけど、もう一方で他人の思考は分からない、分かっていてもコミュニケーションは難しいという流れがある。それが、王の責務云々。

今さらだけど、そもそもOKAMAのキャラデザは忍者よりもっと洒落た設定の方が合いそうな気がしてきた。快楽天でもそんなような感じだったし…。だいたい忍者は隠密行動をしないといけないので装飾的な服装はしないはず、という根本的な矛盾を抱えている。だいたい服がバラバラなのもまずい気がする。これはくのいちものにはよくあることだけど、今回特にそう感じた。というのは、今回は誰が誰だかという話なんだけど、「山」「川」みたいな暗号とかないのだろうか。チビキャラはかわいい。