ひぐらしとプロ

某はてダで*1またしてもひぐらしがプロとして通用云々という話題が出てますが、そんなの気にしなくていいと思いますけど。なぜか。だってもともとプロじゃないんだから。むしろプロが制約でできないことをやればいいんじゃないですか。まあオリンピックのアマチュア精神が形骸化しているように、コミケでも実際エロパロばっかりですけど。あとこういう話題のときは、よくコメント欄や掲示板とかで「俺はプロだがこの作品はプロとしては通用しない〜」というふうに「自分は正体を明かさず批判から逃れられるけど、説教だけはきっちりさせてもらいますよ」という嫌らしい人が湧いて出てきますね。自分のブログならいいんですけど。


ただし、プロかどうかとミステリかどうかとそれが読者に伝えられているかは別の問題です。


ちょっと関係ないけど、12話のハルヒライブ前で、指揮をしてる教師の、いかにも合唱大会系の表情が一瞬映りますね。「こんなライブにまじになっちゃってどうするの」とたけしの挑戦状的にコケにすることもできますけど、文化祭なんていつもこんなもんだと分かりきっているんだけど、あえて張り切るんだよみたいな心情って、ある程度の年齢にならないと理解できないところがあって、でもさらにそういう考えを押し付けもしないところが上品だと思う。そこら辺が中二病的では全くなくて、サムデイの電気屋にしても、最初のみくる伝説だけだったらネタだったけど、そういう奥行きがあるから全体として成立してると思う。

*1:米欄に野次馬を紹介してしまうと迷惑なのでリンクは貼りませんが