最近のアニメ雑感

(注:ネタバレしまくりです)

一度にLPを7削るというソウルスティールのようなイカサマ技でバーサーカーを倒した後は、イリヤが無意味にバレエを踊りながら、新たな敵の出現を告げます。そして、眼が死んでいる人がクズみたいな台詞を吐き、ブギーポップみたいな人が桜をさらってしまうのでした!(真面目に演出に触れると、蜘蛛の巣はまんまブギーポップの隠喩ですね)


地下神殿で雑魚を倒すというまるでRPGみたいなノリ。で同じようなタイプ同士で三対三の決戦です。桜がなんかエロいコスプレをして喘いでいます。このときは果たして最後まで放送できるのか手に汗を握りました。そして桜が凛を殺り損なって残念でした。後は何かゴールドクロスが出てきて美味しいところを持ってきました。


さて、士郎はどうするかといえば、突然セイバーと「もっとデートする!」宣言。デートという言葉は知らないが逢引は知っている不思議。まあ「デート」は和製英語ですからね。ここで、まるで久本のような仲人ポジションに退いた凛が、でしゃばるイリヤを寝かしつけます。


デート時のセイバーは、ふだんがお堅いだけに萌えです。(ちなみに水族館での魚にサーヴァントの生き様を見ていたのでしょう)海を見ていい雰囲気かと思ったら、船を一つ沈めていたことが判明。ここは笑うところなのでしょうか。


セイバーは女を捨てて剣に生きたいようですが、好きすぎてテンパった士郎は「自分のために生きろ」宣言。どう見ても逆ギレです。今までの言動と矛盾します。しかし、この立場が逆転しているところが、狙いなんでしょう。


例えばロボットアニメでよく出てくる戦うための大義名分で迷うパターンの話は、大切な誰かを守る→皆を守るという風に同心円状に愛が広がっていく流れだったりするのですが、ここでは逆に士郎の重要な対象の範囲は狭まっています。ここら辺が面白いところ。

缶詰キター! さすがに本編ではサクッとカットされてたけど、提供のとこで梨花タソがニコヤカに「いわし」の缶詰持ってた! ちなみに最後で缶詰の後に最初の焼肉という本編の流れも好き。


それにしても詩音がキ萌えです。ヤンデレの素質がありますね。圭一がとんだ変態プレイで身も心も犯されるところでした。危ない危ない。


で、あの口の周りに皺ができる壊れ笑いですが、少女系恐怖マンガのテイスト(もちろん御茶漬海苔とかに比べたらヌルイですが)が入っているのが原作と違いますね。というかそもそも、頭がでかくて手足がヒョロイバランスがそうですね。


あと一編四話単位なんでしょうか。26話あるから、えーと「解」の途中までやるのかな。中途半端ですね。何回も買わせる気ですね。買うけど。

  • 錬金3級まじかるぽかーん

鉄子が宇宙に行く話は展開の飛躍に驚きました。一応(Aパートに相当する)前話で宇宙人を出しているので、それが設定の伏線なんでしょうが…唐突ですね。鉄子が身体を貰いにアンドロメダに行くのはまさしく銀河鉄道の流れです。


しかし…青い鳥は捕まえられず。鉄子の「帰りましょう」の辺りは少し感動的です。信じて待つということが出来るから笑顔でいられるわけで。毎回ユルイ展開とはいえ、なかなかあなどれません。