毎日ブログを更新する理由と有名ブログがつまらない理由は同じ根

更新という名の義務感

なかなか更新できなくてすいません」は言うべきか


公約として「毎日更新」とか掲げているなら言うべきでしょうが、
「スローブログ」というものもあるし、相当の対価を得ていない
なら、随時更新は義務ではないのでは。もちろん読者の側だって、
更新がされていないブログを読み続ける義務も全然ありませんが。
ブクマでなくはてなアンテナやRSSのようなものから読む場合、
別に毎日更新されていなくても、迷惑になることはないでしょう。
雑誌のような定期刊行物の習慣を、無自覚に踏襲しているのかも。
ただ「やる気ねえ〜」みたいなバナーをわざわざ貼ることもないw

更新という名の脅迫感

更新せねばならないという脅迫感


例えば交通機関が遅れるときは非常にイライラします。
それは代替手段が全くないことが多いし、遅れた結果、
遅刻で自分も責任を問われる状況が発生するからです。
でもブログは他のブログが星の数ほどあるし、ブログ
を読んだ感想のレポート提出を義務付けられている訳
でもないので、私が「更新しろ」と苛立つことは殆ど
ありません。逆に毎日更新量(香辛料)が多すぎると、
購読が追いつかない(食べきれない)ことがあります。

毎日ブログを更新する理由と有名ブログがつまらない理由は同じ根

調整中とはいえ、もう少しひねって考察しましょう。
二つの理由は、カウンターの存在が鍵になるのです。
つまり、カウンターはアクセスの量は計るけれども、
質は見ないわけです。従って、かりに構想一ヶ月の、
通常の30倍時間を掛けた渾身記事を書いたとしても、
質が反映されないカウンター的には不利なはずです。
そして有名ブログがつまらないのも、アクセスの量
しか反映されないという点から来ているのでしょう。

はてブが質を見る救済措置になりえるか

今まで見たように、カウンターが量を計るなら、
はてブは質を計る新しい基準になるでしょうか。
残念ながら現状では無理そうです。なぜならば、
やはり有名ブロガーというだけで、大量に人気
ブクマになりますし、炎上だとか言及が言及を
呼ぶねずみ講システムも健在だからです。ただ、
コメント付きの記名カウンターという、言わば、
「カウンター2.0」の側面があるかもしれません。
もちろんそれはコメントの押し売りなんですが。


追記:参考記事
カフェイン中毒クロニクル - はてなブックマークのランキングはつまらなくなった