アニメ感想・「とある魔術の禁書目録」1話「学園都市」
あらすじ
東京西部の巨大な学園都市に住む生徒達には、レベル0からレベル5までの超能力を発現させるカリキュラムが組まれている。生徒達の一人、主人公・上条当麻(かみじょうとうま)には、右手に異能の力を打ち消す「幻想殺し(イマジンブレイカー)」の能力が宿っていた。夏休みのある日、彼の部屋に、空から降ってきたという純白の修道服のシスターが現る。彼女は自らを、魔術の世界から逃げてきた「禁書目録(インデックス)」だと言った――。
原作は、鎌池和馬『とある魔術の禁書目録』(ライトノベル・電撃文庫)。
ツンビリ
もしヒロインじゃなかったら悪役みたいな感じで、ビリビリJC(御坂美琴)が異様に性格が悪い。『とらドラ』のタイガーが凶暴なら、ビリビリは凶悪という違い。『風の聖痕(スティグマ)』もそんな感じだったが、ラノベとツンデレには何か縁があるのか。
だが性格が悪いのと萌えは別問題で、インデックスの方は惜しくも(惜しくなくも)教師とロリかぶりだったので、ビリビリ少女のキャラクターが最も印象深い。このキャラ立ちは「ツンビリ*1」とでも言えるだろうか。
部屋の中で会話ばかりのところもあったが、複雑な設定の説明を消化するため、仕方ないところだろう。インデックスへの興味があるため、単調ではあっても退屈はしなかった。ラノベっぽい*2セリフ回しと声優の声質とのマッチング/ミスマッチングも良い感じだと思う。また、音楽にI'veが関わっている。
キャラ萌えで来そうな作品で、今後の展開から目が離せない一作。
関連作品
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2004/04/10
- メディア: 文庫
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