トーク・イベント前に

概要

最近、芸能事務所に所属した、新人芸能人のニートスズキさんと、今度イベントに出ますので、ちょっと反応してみます。

ブロガー・ライター論

ライターが昔から食えなかった - 昼サイブログ

金にならなくても
本を出すことで本業へのプラスがある人が云々

いや、昔は喰えていたらしいです。末端にいる私が、喰えなくなりそうな時代にわざわざ参入するから、生き残りを賭けた戦略を考えているだけです。本を出す人が政治家や有名人になっているというのはありますが、今でもあまり表に出ない部分で、かなり稼いでいる人がいるらしいです。

出版市場が縮小していますが、ネットの台頭と少子化で拡大に転じる見込みは薄そうです。しかし、現行の出版社がWeb上の商業コンテンツ制作に移行するでしょうし、かりに紙媒体がなくなっても出版社は残るでしょう。レコード→CD・ビデオ→DVDなどの移行に比べると、紙→ネットの変化は大きそうですが、もともと事業を多角化している大手は確実に残ります。

ライターは大変らしいね - 昼サイブログ

どうやって仕事を貰うか

取りに行くとか
仕事くださいって通う?

あるいは人脈とか人づてらしい

営業力か人脈力か、というのはそうだと思います。私は駆け出しで両方ないので、ブログから仕事が入れば、それに越したことはないと考えています。もしたとえば、編集者が100人ブログを読んでくれるようになれば、どうにか回ってくるかもしれません。

しかし、すんなりとそう虫の良い話になるわけがありません。他のライターもブログを書いているし、忙しい編集者はそうチェックしている暇がないからです。これにはとにかく、アクセスを更に増やして知名度を増していくしかないと思っています。

ライターで食っていける人はブログをやっていようがやっていまいが - 昼サイブログ

食っていける

んで、ライターで食っていける人は
ブログでも食っていける(笑)

「ライターで食っていける人はブログをやっていようがやっていまいが食っていける」というのは、ブログがライターの仕事に関係ない場合は、その通りですね。

「ライターで食っていける人はブログでも食っていける」というのは微妙で、専門的な人はブログだけ書いているわけにはいきません。というのも、ネットの広告単価は一律なため、アクセスの質より量が評価されるからです。

でも専門的な人の仕事はなくならないでしょう。専門知識が必要な分野は供給が限られているから、いくらネットやケータイが盛んになっても、そもそもあまり関係ないと思います。私が専門家ではないから、動向を気にしているだけです。

これはイメージですが、インターネットでIT革命といっても、別にみんなが英語や数学や専門技術ができるようにはなっておらず、情報の流通量が増えているのは、掲示板やブログやSNSでお喋りしている部分が大半なので、付加価値のある専門分野は別ということです。

石田衣良化(マルチ化)

石田衣良化は面白い - 昼サイブログ

ライターとかブロガーは
テキストだけで表現する訳でしょ

俺なんかは(……)
もう、自分全てを投入

考えていることをネットに載せるんじゃなくて
自分事モニターの向こう側にダイブ

私の場合は、見た目や聞こえが悪い部分はわざわざ露出せず、なるべく選んでいこうという考えです。まあイベントに出る時点でもう露出過剰ぎみですが……。もちろん、厨房が見える料理店と見えない料理店があって、私生活を書いて面白くなるエッセイストに近いようなライターもいます。

石田衣良化とPPパナップと分業 - 昼サイブログ

これからは演じる人と考える人分ける必要がないと思う訳

取りあえず作家は石田衣良化するしかない状況に追い立てられている!

分業がすすんだ結果商品になっちゃったんだろう

むしろ、商品化・商業化を進めた結果、分業制が出てきたわけでしょう。たとえば、大量生産に対応できるよう出てきたのが、ベルトコンベアによる生産方式です。工場ではありませんが、オーケストラも分業制です。

現代のゲーム制作、特に大手企業は、3DCGの高度な映像技術が求められるので、プランナ・プログラマ・デザイナといった職種の区別はもちろん、ポリゴンのモデル・テクスチャ・モーション・エフェクトそれぞれ専門のデザイナーがいます。

分業しないといけないのは一人では手が回らないからですが、もし一人・少人数で成功するとしたら、やはりCGM的な消費者参加でしょう。たとえば、「ひぐらしのなく頃に」は、ネットでの膨大なコミュニケーションなしでのヒットはありえなかったでしょう。