アニメ「true tears」第1話感想(VNI)

「私…涙、あげちゃったから」

物語のあらすじ

（以下、第1話「私…涙、あげちゃったから」の内容紹介）

造り酒屋の一人息子である仲上眞一郎。絵本作家に憧れる彼は、ある夜、天使の絵を描く。翌日、眞一郎が学校の裏庭を通ると、頭上から歌が聞こえてくる。樹の上で歌いながら赤い実を取っていた少女は、眞一郎がイメージした天使に似ていた…。

感想

プロデューサS「今回は『true tears』（TT）の感想だ」

萌「原作物なんだねぇ」

S「アニメ版『true tears』の原作は、「サーカス」と「ブロッコリー」の共同ブランドメーカー「La’cryma」が制作した、同名ゲームだ。ただアニメでは、ほぼ別物のオリジナルストーリーが展開する。あと、コミック版と実写版もある」

S「制作は『P.A.WORKS』だけど、初の元請けの仕事になる。今までも良質な作品に関わっているし、今回も色々な面で質が高いと思う。富山の会社で、アニメの舞台にもなっている」

理子「どういう話だったのか、いまいち分からない」

S「この記事末尾の、関連記事も参照」

理子「なんか漢字がいっぱいで、読むのめんどくさいー」

萌「まあ、ウチらはウチらでしゃべればよくね？」

萌「全く同じこと繰り返しても意味ないしさぁ」

萌「そんで、同じ分かりにくさでも、『ハルヒ』とは違うタイプだなと思うんだよねぇ」

S「ほう」

萌「『ハルヒ』の場合、時系列シャッフルで状況は分かりにくいけど、キョンの心情はよく分かる」

萌「キョンの、背後で爆発音がしても、「やれやれまたハルヒか」といいながら振り向きそうな、内面が、クドイほどの独白を通じて、よく伝わってくる。」

理子「爆発しても余裕って、ある意味大物かも？」

萌「TTは、時系列だし、物語の展開はよく分かる。でも、登場人物たちの心情が読めない。だから、ハルヒと裏表の関係ってわけさ」

S「ほほう」

萌「あと、キャラと制服がエヴァに似てるなぁ。シンちゃんはシンちゃん、パパはゲンドウ、三代吉んとかトウジだし、ひろみんは大人しいアスカ、みたいなー」

S「ほうほう」

理子「そうかなー。心情はつたわる」

萌「なになに？　ハルヒとくらべた方？」

理子「例えば、比呂美ちゃんのきまずさ、みたいな」

萌「あは、あれ、シンちゃんママがプレッシャーかけてるよね」

萌「まるで、嫁と姑みたいな関係になっちゃってるんだよね」

理子「昼ドラだー！」

S「関係ないけど、眞一郎の母ちゃん、なにげに美人だよな」

萌「ああ…なんか、授業参観でうらやましがられそうだねぇ」

S「どうでもいいけど、メインヒロイン三人を差し置いて、母エンドになったら、すごく意外な結末だよな」

理子「ええやだー」

萌「ありえねえええええ」

S「コホン。でも、メインヒロインの二人は、どっちのEDもありそうだな」

萌「あーどっちもありそう。どっちかが身を引くみたいなのが、よくあるパターンなんだよぅ」

理子「愛子ちゃんはないの？」

萌「あいちゃんエンドって、全員どっかいっちゃいそうな気がするなぁ」

萌「それで、何年後かに「あいちゃん」で再会する、みたいなぁ」

理子「それなんてギャルゲ？」

萌「だあら、ギャルゲだって」

理子「でも、1話は乃絵ちゃんにくらべて、比呂美ちゃんは目立たなかったなー」

萌「ひろみんは影薄くてサービス要因だったけど…」

萌「ヤンデレ化しそうで注目株なんですよぅ」

理子「内に秘めたものはありそうだけど…」

S「ところで、ヤンデレってたいてい男がグダグダしてるのが原因なんだよな」

S「1話で、「家業継ぐ！　比呂美、嫁になってくれ！」で決着がつくと思うんだよね、この話」

理子「ええ、どんだけー」

萌「ある意味男らしいけどなぁ　(´Д｀；)」

理子「でもそれだと、眞一郎君のおかあさんがいるから、比呂美ちゃんずっといじめられそう…」

萌「それに、絵本作家になりたいわけじゃん」

S「落選しただろ」

萌「んーそうだけど…ひょっとして、「比呂美は俺の嫁・家を継ぐ」か、「乃絵と東京に行って、絵本作家を目指す」か二択の展開になるとか」

理子「ええ…眞一郎君がいなくなったら、ますます比呂美ちゃんの立場がないよー」

S「じゃあ、三人で東京に行って、「両手に花エンド」」

萌「さっきから、極端なんだよぅ」

萌「でも先延ばしエンドはよくあるかぁ」

理子「それにしても、同じブログで、こっちはこんなゆるい感想でいいの？」

S「全部の記事があんなガチガチだったら、書く方も読む方も疲れちゃうよ」

理子「えーと…、男性向けアニメって、最初にもう、この二人がくっつくな、って分かるじゃない」

萌「でもこれはどっちがくっつくか分からない。昼ドラみたいなドラマ性というかなぁ」

萌「ボクの中に眠る、「カップルをくっつけたい願望」をくすぐるところはあるんだよぅ」

S「ハーレムものが多い中、そういうのは珍しいんだよな。「君望」とか波乱だったけどな」

理子「ただ、映像も音楽も良いと思うんだけど、やっぱりちょっと地味、というのは感じた。」

萌「ニワトリだからなぁ。世界の危機を救ったりする方が、話のスケールはデカイよねぇ」

S「監督とか制作者自身が地味だよ、って認めちゃってるらしいからな…」

S「でも、「いまいち分からない」と言いながら、結構喋ってるな、おまえら」

理子「あたしは、比呂美ちゃんが、かわいそうって目でみてるから、眞一郎君と乃絵ちゃんは何をやっているのかな、とおもっちゃう」

萌「ひろみん、のえりん、あいちゃんでしょ。脳内でシンちゃんと誰をカップリングするか、迷うなぁ。おおいに迷うなぁ〜」

理子「ただ、「バッチコイ！」のシーンは印象に残ったかな。乃絵ちゃんが「飛ぶよ？」って感じで手を広げて。ちょっとステキ」

S「…といったところで、アニメ感想VNI、また次回」

萌「えんいー」

理子「エンイー」

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