アニメ「PERSONA -trinity soul-」第1話感想(VNI)

兄弟達の運命の歯車が今回り始める――。

（以下、第1話「特A潜在」の内容紹介）

両親を亡くして以来10年ぶりに、北陸の新興都市・綾凪市へと帰郷してきた、神郷慎と弟・洵。兄・諒は、若き警察署長であり、管内の連続猟奇事件を、特務権限によって独自に捜査している。そして慎は、諒との再会を喜ぶ暇もなく、事件に巻き込まれてしまったのだった…。

プロデューサS「今回は『PERSONA -trinity soul-』の感想だ」

S「ゲーム『ペルソナ3』の世界から10年後、ということで設定は共有しているが、基本的にはオリジナルストーリーらしい」

萌「『ペルソナ』って『スタンド』みたいな異能力バトル系で」

理子「OPが「ポルノグラフティ」っぽい」

萌「ぃゃぁ、一話からイケメン三兄弟が登場で」

萌「美少年好みのボク的には、弟が可愛いけれど」

萌「とくに、おにーさんは、眼鏡で子安な警察署長で」

萌「これは腐ターゲットにしか思えないんだよぅ」

S「そのかわり、ヒロインの出番が少ないので、萌え的には地味な感じがした」

理子「それは次回に期待かな」

S「あと、深夜アニメでは別に珍しくないけど、けっこうダークな世界観だな」

理子「ダークというか、シックな感じがした」

萌「女の子に先入観があると思うんだけどぉ、シックなのは意外と人気」

S「ただ、落ち着いた導入だけど全体の質は高いな。スタッフが攻殻とかやってるしね」

S「最初の潜水艇の場面なんだけど、潜水艇の内部をカメラがグルッと撮ったり、海中でこつぜんと消えるという設定とか、サスペンスでいい感じだ」

萌「全体的にカッコよさげなんだけど、戦闘の部分は、ちょっとどんな戦い方してるのか、よく分からなかった」

S「落ちたりするときにスピード感はあったけど、確かに分かりにくいな。これは、まだ全貌を明かさない、という演出もあるのかな」

S「白い雪を寒そうに描いているのが、今の季節に合っているというだけではなくて、兄弟のちょっと冷めたようなやり取りの雰囲気にも合ってる。雪を珍しがるのも久しぶりに帰るからで」

萌「ほのかな兄弟愛は感じたけどなぁ。10年経っても変わらない関係、みたいな、なんというか……」

理子「三人の中で真ん中の子…主人公かな？　ちょうど間からほかの二人のことを気に掛けてて、そういうシーンがほほえましい」

理子「でも三人の中で一番下の子が、多重人格っぽいシーンが怖い」

萌「兄弟がほかにもいて、でも今はいない、みたいな過去があるのかなぁ」

理子「あと幽体離脱みたいなシーンは、ちょっと怖かった」

萌「人体が裏返っちゃうってのも、聞くだけでイタタタという設定」

理子「無気力症になっちゃうのも怖い」

萌「やっぱりダークなのかな？」

理子「あとEDがシュールね」

萌「『ペルソナ』って仮面だから、そういう意味じゃないかな」

萌「占い師のオッサンも仮面持ってたじゃん。あの長い鼻じゃ仮面に収まらないと思うけど」

S「ゲームにも登場するイゴールだな」

理子「そっか。とつぜんめざめて夢だった、みたいな演出もちょっとシック」

S「…といったところで、アニメ感想VNI、また次回」

萌「えんいー」

理子「エンイー」

萌え理論ブログ