ユーザーもスパムと闘っている

(…)不便すぎだろ(怒)。こういう不毛な作業を手動でやりつづけなけりゃならんシステムってどうよ?手動トラックバック拒否機能を実装してくれよ。

ドメインより細かい単位でトラックバックを拒否できる機能があればいいわけですね。6回トラバが来た位では大問題ではない気がしますが、確かにトラバ関連の機能に使いにくいところを感じます。

たまに何かのランキングに露出したり、何かのキーワードが引っ掛かったときに、生成ツールを利用しているであろうブログから、大量のスパムトラバが来て、一つのエントリに削除しては新しいトラバが付き、ということを延々繰り返したこともあります。

続いて手をつけたのがトラックバックです。トラックバックは、今年の7月時点で1日2000件のトラックバック中約600件がスパムという状態でした。これに対しても新しいフィルタを導入することで、大部分のスパムトラックバックをはじくようになっています。

…というわけでスパムが少なくなっているという話ですが、私がスパムトラバを削除しようとするときに、サイドバーに「trackbackモジュール(最新のトラックバックを表示する)」 を表示させて、その日付に飛んで編集画面から削除するという方法を取っているのですが、二度手間でまだるっこしい気がします(私が知らないだけでもっと良い方法があるのかもしれないが、その場合ヘルプでそれを知ることができるようにして欲しい)。

例えば、トラックバックの管理画面*1があって、最新トラバのリストが並んでいて、ページ遷移なしでその場で消せるとか*2、操作性を向上させると、削除に費やす時間がかなり減ると思います。

スパムとの闘いはいたちごっこの面があって大変だと思います。だからこそ、いたちごっこにならない、ユーザーが使うインターフェイスも改良して欲しいわけです。スパムの数も、スパムを削除する手間も、実際に使うユーザー側から見ると、同じ意味を持ちます。

まあ、参照した記事のタイトルにつられて大袈裟になりましたが、スパム削除は「闘う」というほどではなく、草むしり程度の感覚ではあります。が、草むしりは単調作業で結構疲れるので、UIの向上に期待します*3

*1:実際、ブログサービスによってはトラックバック一覧の画面がある

*2:あと、スクリーンショットのサムネイルをマウスオーバーか何かのイベントで表示するとか、一度受理したトラバはセーフティリストに入って、色分けされて表示されるとか、改良の余地はいくらでもある

*3:greasemonkeyでもいいんですけれども