「らき☆すた」に見る京アニ&ヤマカンの「風林火山」戦法
解説
京都アニメーション(京アニ)と山本寛(ヤマカン)と愉快な仲間たちの戦法を、上のように「風林火山」になぞらえてまとめました。
風
OP・EDをはじめ、チョココロネ*1とかキョーダイン*2とか角川作品への言及とか、何かとネットでネタにしやすい話題がある。でも食べ物の話題で、焼肉の話は女子校生っぽくない気がする…。冒頭の怪物くん*3とか、ぱにぽにとかクロ高*4のような他作品への言及だけじゃなくて、声優変更とか「らっきー☆ちゃんねる」での自己言及が見られる。
林
OP・EDやらき☆ちゃんなどで奇を衒ったかと思えば、本編自体ではわりと原作を忠実に移植する。派手さと手堅さの両面を兼ね備えている。そういう手法で作るために、ネット上では話題になる割りに原作への言及は少ない。まずOPの話題が過半数という印象なんだけど、「聖地巡礼」みたいなネタの方が原作への言及より多いかもしれない。
*1:噂によると没コンテにはドリルと同じ形をしていることを登場人物が話シーンがあったとか?
*2:「京大」と関係がある? EDは「キョー」「ア」と来たので「二」かと思ったら違った。しかもかがみが歌いそうなフルメタを横取りした
*3:受け手側は「怪物王女」のことを思い浮かべるが、作り手側はシンエイ動画とかそういうのを意識しているのかもしれない
*4:こなたはマンガを読んでいたが、同じ高校に入る理由は述べられている
*5:思い起こせばハルヒ初回は、手ブレで自主制作映画観をかもしだしていたが、作り手の主張も含まれているかもしれない
*6:ただ個人的には2話の画面分割のような斬新な手法をもっとやって欲しいが