アニメ雑感

  • らぶドル
    • 生真面目にアイドルものの話をやっていて、顔が赤くなったりする場面も含めて、このジャンルは感覚が昔から変わってない。おとボクのようにSDキャラで悪意を出せば、キャラ立ちして区別しやすいのに。
  • ちょこッとSister
    • サービス回。ついに裸エプロン登場。大家さんと眼鏡被りのメイドも加わって、全体的に華やかな画面。真琴がSに。眼福の萌えアニメ。それにしてもこのアニメ、中盤以降ずっと主人公が空気。
  • コードギアス
    • 単にアニメ作りが上手いと感じる。時間枠ギリギリまで使って、余韻なしで終わっている。普通なら、暗転による時間経過を挟んで、空を見てるみたいな落とし方が平凡な手法なんだけど、ギアスでそういうヌルイことはしない。冗長さがなく毎回緊張感がある。猫耳ルルみたいな遊びも含めて、とにかく飽きさせない。尻尾まで餡子が入っているし、コーンまでソフトが入ってる。
  • BLACK LAGOON
    • B級ガンアクションもの。よく動くので質は良いが、前期に比べて話の展開が殺伐・陰鬱になってきた。ペキンパーとかああいう風になっていくのかも。でも主人公が死なないから違うか。前期のロベルタ辺りが、「ターミ姉ちゃん」という感じで、適度にカラッと楽しめた。またピカレスクとはいえ、ヒロインより脇役(敵役)の方に感情移入する事が多い感じがする。煙草の火を移すシーンは良いけど。でもまあこの辺は作品の善悪ではなく、単なる私の趣味かもしれない。
  • 乙女はお姉さま(ボク)に恋してる
  • N・H・Kにようこそ!
    • 毎回日曜の夜に疲れるアニメだが、もう終盤。話が根本的に無目的なんだけど、今までの展開でオタクネタや山崎の方が目立ってしまって、NHKと岬が埋もれてしまっているので、突然終盤で愛の絆みたいな展開になると違和感がある。原作の時点でそうだけど…。テロップを流しながら続ける、という形式のレベルでかろうじて持っている印象。
  • 夜明け前より瑠璃色な
    • 特に会話の画面が非常に単調。そのせいで惑星レベルのパワーゲームという迫力が全然ない。三人いて一人画面外で喋ってたり、ドリフのコントみたいな真横から見た構図になっていたりする。あと真上から見てみたり。ちょっと下手。(書き割りアニメにありがちだけど)全体的に画面から舞台の広がりが感じられず狭苦しい。ロミオとジュリエット的な恋路の妨害という主題をやる場合、その障害がリアルに感じるだけの演出力がないといけない。これが例えば前にやっていた「SoulLink」の場合、最初から閉鎖空間という設定なので、人物の絵が綺麗でありさえすれば、画面の単調さに対する不満は全然なかった。でもまあ萌えキャラ以外に作画力を注いでも、それはそれで苦しそう。
  • ギャラクシーエンジェる〜ん
    • ○曜ミステリ・サスペンスごっこ。やはりぬるい展開だけれど、とりあえず退屈しない程度に話が動くので、始めから隊員が毎回こういう演劇をする形にすればよかったかもしれない。コスプレがあればなおよし。でも今回もやっぱりテンポが悪い。GAは、意味不明になるまで圧縮する位で丁度いいと思う。