アニメ雑感

ドキッ水着だらけの水泳大会。水泳を始めたのは主人公がきっかけという、SNEG的回想。

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EDテーマが変わるという話を聞いたけど…これ2クールやるんだ。散漫になりそうな予感。ハルヒは圧縮したから面白いわけで、引き伸ばしちゃうとまずいんじゃないだろうか。いや、アキバとか中華街とか色々なところに行くのは面白いんだけど…色々なところにお出かけする引きこもりという根本的な矛盾を抱えてしまう。いいんだけど、でも引きこもりというのはどうでもよくて、単なる青春物をやっているという感じ。

ベッタベタな惚れ薬系ドタバタではあるけれど、とにかく美味しい展開。困ることもないし無理に解かなくてもいいのに…というとラノベではなくエロゲになってしまう。いや、主人公は鞭で叩かれ罵られるのが、いつしか快感になっていたのかもしれない…。記憶が残っているラストも良いと思う。

目明し編というのは、要するに圭一(の中にある魅音/詩音)が犯されそうになる話。原作との違いは、詩音の内面描写。心の動きにかなり量の文を費やしているにも関わらず、読んでいてくどく感じなかった。これは例えばハルヒキョンの饒舌とは異なり、(ある程度の展開は既に知っているとしても)事態が緊迫しているため、心の動きが周囲の人間の生死に直結するという状況が作用している。代わりにアニメ版は内面を表情や声で直接示すことになる。どちらが良いかは少し迷うけれど、原作の方が不透明だけど濃密な気がする。ただ、懐中電灯が影を作るシーンは、自己の内面の投影みたいな比喩としても作動してて、上手かったと思う。逆に、爪剥がしは原作の方が痛く感じるのは、映像想像的に読むせいか。最後のシーンは一応屋根が見えてたけど、あれで原作と対応しているのかな。次は罪滅し編。ちなみに、アニメのアイキャッチのマークは「ループ」を示している。