萌理賞の選考について

やはり小説として上手いものが上位に来るように審査していますが、その保守的な評価によって読める文章が増えた一方、だんだん均質化して荒削りな魅力がある作品が少なくなった感じも抱いています。といって一発芸が上位入賞しちゃうと、やはり納得できないでしょう。こんな小さな催しでもやはり必然的な流れがありますね。解決案としては、一位の200ptを、上手いもの、萌えるもの、笑えるもの、…とか50pt位に分散して賞をつけるようにするとか。でも同列一位が多いのも変な気がします。


今回は不具合か何かで、はてなのウォッチリストや質問履歴に萌理賞のページが載らなかったのが痛かったです。しかしそもそも、参加者の半分は1ptしか貰えないので、応募者が段々減っていくのではないかという根本的な問題を抱えている気がします。じゃあみんなポイントを均等割りで、となったら緊迫感がなくなってしまいますし。難しいところですね。初回は倒錯社賞があってバランスが取れていましたが、いつまでも好意に甘えているわけにもいきません。