ブログが目指したものとその舞台裏

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したものとその舞台裏]
インタラクティヴ読書ノート別館の別館:必死……なのか?


なんかこんな橋の下の河原のテントのような無名ブログとはスケールが違う話なんで、遠くからこそこそヲチすることしかできないんですけど、むしろshinichiroinaba氏の余裕がうらやましいですね。氏の『「資本」論―取引する身体/取引される身体 (ちくま新書)』を拝読したときに、基本的な概念を洗い直しているのが印象に残りました。平易には書かれていますが、手続きを踏んで少しずつ条件付けていく、本質的にアカデミックな文章です。


ブログだったら、というか権威のない私だったら、最後のサイボーグの話から始めて大風呂敷を広げますね。あと私はやりたくないんですけど、過程を抜いていきなり無理に決め付けて、喧嘩を売った方がアクセスが増えますね。例えば「Googleは俺たちをサイボーグ化してるんだ。マトリックス化してるんだ。○○のブログはそれに気付いてない」みたいな。無名だと長文は読んでもらえないので、いつも字数制限(最近は2000字とか)を課しています。そういう意味でshinichiroinaba氏もfromdusktildawn氏も全くうらやましい。