農業としてのブログ

よくはてブからネタを拾ってくるのですが、今は落ちている*1ので資料なしでも書けるネタにしたい。構造的比喩は前にもやりましたが、今回はブログ運営を農業に、ブロガーを農民に、記事を作物に喩えてみましょう。


ほとんどのブロガーは地主(プロバイダなど)から土地(サーバスペース)を借りている小作農*2です。たまに自分の土地(自鯖)を開墾(MovableType)する者もいます。読書や作品の鑑賞は畑の肥やしとなり、作物の熟れ具合、売れ具合(アクセス)に影響してきます。ちょっとした農機具(スクリプト)を作るという副業を持っている農家もいます。


種(アイディア)から芽(はてブなど)を出し、収穫(更新)できるまでの期間は、作物によって大分違います。また同じ作物を作り続けていると、畑が痩せて(マンネリ)しまいます。作物の形が変(顔文字が嫌、改行が嫌、機種依存文字が嫌、…)だと食べてもらえないこともありますから、文体も重要です。


悩みもあります。用水路(トラックバック)の引き方を巡って隣の農家といざこざが起きたり、イナゴの大群(炎上)や感染病(スパム)が来て畑が荒れてしまいます。農薬や人工肥料(自動更新・巡回ボット)を使った作物は安定して収穫できますが、味の違いが分かる消費者(読者)もいるようです。その他災害(鯖落ち、ログ消失)があります。


作物は自分で食べる(プライベートで読む)ことももちろん出来ますが、ふつうはお客に売ります。そのとき市場(ニュースサイト)の相場によって大量に余ることがあります。やはり新米(今期アニメの感想など)が人気です。その他食の安全基準があって、遺伝子組み換え野菜(コピペ記事)などが問題になっています。


大事なのは毎日畑を耕す(毎日更新)ことですが、そのせいかどうか遊びに行けないし嫁が貰えない(非モテ)、ということも農家の間で話題になっています。若い女性の農民は非常に人気があり、畑を耕すのをサボってに喋りに行く者もいるようです。


ちなみにこれは自分で考察を書くブログのことです。ニュースサイトはどちらかというと漁業かと思っていて、一本釣り(一次ニュース)、地引網(はてブ)、無線や魚群探知機(RSSや巡回ツール)、遠洋漁業(海外の話題)、冷凍もの(過去の記事)など、これにも色々な比喩があります。

*1:予備ブラウザのFirefoxだと見れるので、私の個人的環境の問題かもしれません

*2:本当の大地主はGoogleAmazon