同人誌の制作決定・募集のおしらせ

概要

  • 日時
  • 仕様
    • A5版・表紙カラー/本文モノクロ・96ページ・定価500円・500部印刷
  • 内容
    • 批評同人誌。天野年朗しろうと)と、共同制作者の二人が中心になり制作。他執筆者の寄稿・対談なども予定。

文学フリマ」で販売する、批評中心の同人誌を制作することに決めました。それに伴い、共同制作者・協力者を募集させて頂きます。基本的に原稿料が出せず非常に恐縮なのですが、それでもよろしければ、ぜひご協力お願いします。

なお、同時に参加する別のイベント企画の要項で決まっていて、仕様は変更できません。500部刷るのは「正直、無謀」かもしれませんが、とうぜん赤字は覚悟の上ですし、余った在庫はまた別のイベントで売るつもりです。

共同制作者・募集

講談社BOX:東浩紀のゼロアカ道場

注・共同制作者は、現在すでに決まりました

一緒に同人誌を制作する方を一名だけ募集します。上記の募集要項を了承してくださる方に限ります。特に当日会場に来られないと失格になります。また、顔写真の公開があるかもしれません。私からの制限は特にありません。サイト・ブログ・これまでの制作物などがありましたら、ぜひお書き添えください。最初の応募で細かな個人情報を書く必要はありませんが、組むことが決まった後は、制作上必要な事項をお聞きします。

逆に、私の方のプロフィールは、「自己紹介 - 萌え理論Blog」をご覧ください。ほんの駆け出しではありますが、一応フリーライターとして商業媒体で活動しています。アニメ・ゲームなどのオタク系が得意ですが、現代思想の文脈での固めの批評も書けます。

同人誌をどういう企画・構成にするかは、もちろん二人の話し合いで決めますが、基本的に「道場破り」は不利な立場なので、エンターテインメント色を強く出して勝負に出る(表紙はアニメ調イラストを絵師に依頼するだとか)という、大まかな方針はご了承ください。印刷代・売上・在庫の配分も話し合いですが、費用が負担なようでしたら、印刷代をこちらで全部持ち、在庫と売上もこちらがすべて回収する、という形でも構いません。ただ、自分の懐が痛んだ方が必死になるので、折半が理想です。

確実にハードな作業になります。単純に考えると今回の条件から、1ページあたり800字で組んだ場合、一人あたり400字詰め原稿用紙100枚を、10月の見本誌提出に間に合うように書き上げなくてはいけません。しかも、同等かそれ以上に大変な編集作業も分担して行います。しかし、それらを考慮してもなお、最終合格者に約束する一万部の単著は魅力だと思います。……というわけで、冷やかしはご遠慮願い、本気のご応募お待ちしております。

締切は、一週間期間をとって、来週末(7月26日)です。とうぜん誰も応募しなければ、企画自体が成立しませんが、そういう恥ずかしい状態になった場合でも、7月末には経過を発表する予定です。

協力者・募集

上の共同制作者とは別に、協力してくださる方を募集します。執筆・対談・取材・編集・イラスト・デザイン・モデル・撮影・販売(売り子)……など、どのような形で協力してくださるか教えてください。まことに申し訳ありませんが、基本的にノーギャラになります(交通費など必要な経費は払います。また作業量の多い方には薄謝を払います)。もちろん、分量は可能な範囲で構いませんので、どれくらいの量ならできるかお伝えください。たとえば400字などの少量で結構です。

どういう感じの本を作るのか分からないと、応募しづらい面があると思います。そこで紙面構成の詳細が決まりしだい、それを伝えつつ募集を続けます。どこまで詳細を公開するかは未定ですが、ブログで制作過程を報告していきたいと考えています。

締切は、編集作業の都合上、8月末くらいには募集を終える予定です。

連絡先

萌え理論メールフォーム

ご協力してくださる方は、上記までお気軽にご連絡ください。メールフォームに色々オプションがついていますが、「同人誌制作・共同制作者(または協力者)募集の件について」などと書いてくだされば分かります。なお、返信先メールアドレスのご記入をお忘れなく。たくさんのご応募お待ちしております。またもちろん、制作に関わらなくても、当日来て買って頂ける方は非常にありがたいです。皆様の応援、よろしくお願いいたします。

追記

ノーギャラの件に関して、「利益独り占め」のような批判が出ましたが……。そもそも、完売してもおそらく赤字です(完売の前提も成り立たないと思う)。一回50部くらい売れるとして10回もイベントに参加したら、スペース代などの経費がどんどん掛かっていきます。ノーギャラでも交通費などは出しますし、見本誌送付したいので、他にも経費が掛かります。それに前回の文学フリマでは、87/245の抽選漏れがありますから、最初から売るスペースが確保できないこともありえます。だから、共同制作者の方も、赤字覚悟で臨んでください。

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