動画ポータルサイト「WeShow」紹介

「優れた動画を世界から」

送られてきたプレスリリースによると、12月5日、日本向けの「WeShow Japan」のサービスが開始された。「YouTube」などの動画サイトから、よく訓練されたスタッフ(「サーファー」「スーパーバイザー」「編集者」)が、人力で動画を収集・分類し、ユーザが良質な動画に容易にアクセスできるようにするのが、サービスの目的だという。

Google」のロボット検索に対する、「Yahoo」のディレクトリ型検索の動画版、という印象を受けた。日本の動画サイトでは、既に「ニコニコ動画」が大変盛んだが、そこで見られているのは日本産のfunnyな動画が中心であり、こちらは国際的でinterestingな方向性を持っているようだ。いずれにしろ、選択肢が増えるのだから、動画ユーザにとって損はないだろう。

私自身が実際に見てみたところ、やはり立ち上げ直後なので既存の動画サイトほど膨大なストックはないのだが、よくカテゴリ分けされており、検索結果にノイズが少なく、一定の品質を保っていると感じた。公共放送ではないので比較にならないかもしれないが、TVにおけるNHKのような方向性に近いかもしれない。今後のアーカイヴの充実に期待しよう。