「アイマスX」の誘導作戦と「らき☆すた」の陽動作戦
「らき☆すた」
陽動作戦
- OPがキャッチー
- YouTubeやニコ動で放送地域を超えてゲリラ的に出回る
- 戦力の一点集中
- OPを頂点に持ってきて不意打ちする
- EDはドア一枚と割り切った分配
- 舞台が埼玉の局地戦
- 歌詞が電波
- CDが出るまで想像させて引きつけるユルい暗号化
- 作品を拡張
- 「ドリル」も「コンプ祭」も原作にある
- (声優変更とらき☆ちゃん以外は)抵抗が少ない
- 「ドリル」も「コンプ祭」も原作にある
参考:「魔法少女リリカルなのはStrikerS」
付録・解説
今期の萌え系アニメで「アイマスX」「らき☆すた」「なのはS」は、いずれもヒットしそうなポテンシャルを秘めていますが、同時に三者三様の路線変更も行っているので、どれくらい転ぶのか、蓋を開けてみないと分からないところです。中でも面白い陽動作戦をする京アニの「らき☆すた」が、どれ位化けるのかが興味深いです。
今の(萌え)アニメDVDは、初動で5千枚売れればやや成功、1万枚も売れれば成功という感じですが、各所のランキングで勢いがあるので、控え目に言っても初動5千枚は行きそうな感じがします。TVで失速しなければ7〜8千枚位届くかも。1万枚超えたら脱帽ですね。OPが見たいと思うので、少なくとも1巻は結構来そうです。ただ2話収録で12巻と、角川がかなり強気な売り方ですが、全巻で見るとどうなるかは分かりません。
*1:「誘導作戦」と「陽動作戦」の対比は「ランチェスターの法則」から