萌え理論ブログ

「らき☆すた」OP・約1分30秒の解体新書

考察

「らき☆すた」OPを見て気付いたことのメモです。ただまだ曖昧なところもあるので、よく見直すと違っているかもしれません。

前半

踊り

背景
- 床にパースがついているだけでなく、壁とは質感が違って映り込みもある
  - 画面構成に空間（立体）を使うのが、「ぱにぽに」「ひだまり」「あずまんが」等のOPとの違い
人物が横・縦・奥に動く
- カメラがあまり動かない分、人物が空間を目一杯広く使う
  - 銃のポーズ時みゆきが画面外にやや切れる。カメラを少しだけリアルに振る
手首を回転させながら指で1･2･3とカウントするこなた
- カメラが引いた瞬間、他の三人も指で「三」を示す
猫で歩く（ちょこsis的）
- 往復時、こなたとかがみの重ね合わせの位置関係が逆転する
  - 微妙だが、斜め方向の動きがあるようだ。やはり空間を出す
髪
- 三人の長い髪が動きを華やかに。かりにロトスコでも髪は難しい
  - こなたのアホ毛の左右が切り替わるのは体軸の向きが大きく変わるとき
スカート
- チラチラ白く見えるのはひるがえったスカートの裏地にすぎない
  - だが、YouTubeの荒い画質によってかえって期待感が高まる寸法
ウィンクする・手でハートを作るなどの動作
- 歌詞の意味とシンクロしているほか、後述のようにロゴにつながる

ロゴ

ロゴ直前
- 手を差し出す。ここだけオバケ（残像）を使って強調している
ハルヒ風のロゴ
- 小さく「Lucky☆Star」の文字
大量の星で虹（色）を作る
- 虹はいつでも見られるものではない
  - だから、虹は「ラッキースター」の「ラッキー」を示すのかもしれない
ハートが星に変わる
- 直前を振り返ると、歌詞に「谷間」、手でハートの形
- 前に乗り出して手を胸から差し出してから星が流れる
  - つまり「まごころを君に」的なことか
  - しかしもし大量のハートが流れていたら陳腐さを感じる
  - 使い古された表現もハートを星に変えれば古く感じない
  - 「うる星」的なラブコメから萌え四コマへの時代の流れ

風景

こなた
- ポッキーのCM
- 跳ねながらこちらに進んで来る。運動神経の良いこなた用の振り付け
かがみ
- 肩を入れて歩くのは、ツンデレっぽく。柊家だから神社か
つかさ
- 駅の「糟日部」は埼玉県春日部
- これもこちらに進んでくる。足のトントンは伴奏のドラムに合わせて
みゆき
- これも伴奏に合わせて。一人だけ動かない
補足
- 背景の選択は何気なく四人の性格に合わせている
  - 風景にぽつんと人物がいるとハルヒ的な画面を思い出す

中盤

おかわりだ・だ・だ…

「16連打」的
アホ毛が見えない最もアップの画

脇役

四人の下半身
- 下半身だけで個性を出す。
- つかさはクネクネ
- みゆきだけ手が下がっている
- みゆきは眼鏡を探していて、かがみに殴られると手が上がる
- 眼鏡を掛けていない顔を想像させる手法
- ただ、四人の身長が違うのに腰の高さが揃っている
廊下
- カメラを振ることで、四人がいたのは廊下だと分かる
「埼玉県警」のミニパト
- 伸びをした後、身体が震える。眠い感じ
屋敷
- 手だけ振る。一番動きが少なく、踊りと対照的
電柱
- 「セーラーふく」ではない。主役と対照的
- 地面の緑の地に白の文字は「スクールゾーン」か

記念写真

黒枠がシャッターのような動き
こなたがスペシウム光線のポーズ
脇役が割り込んできて押されてアセる主役のこなたとかがみ
壁の色で廊下や後の校舎と同じなのだろうと分かる
- EDのクレジットにあるように作者の出身校がモデルだそう
- 左端の画鋲を指す黄緑のボードが、教室の広さを示す

後半

チアガール

ボンボンのアップ
- アホ毛でこなたのボンボンだと分かる
- 記念写真もチアガールも両方大勢なので、メリハリをつける
胸
- 胸元にやはり星
  - 胸の大きさが皆違う。影の深さで分かりやすい。胸揺れも

夜空

ボンボンを投げる
- 急にCGで質感が変わる
  - 星っぽくなっている
星降る夜空
- 投げたボンボンから星が降る夜空に移り変わる
  - 応援・ボンボンと願い・流れ星のモチーフが出会う交差点
後半の踊り
- ここでも指で「三」

冬服

「もってけセーラーふく」
- チアガールの衣装に着替えた後のものか
  - 夏服のOPに変える余地をも残している

あとがき

後半は体力が持たず、目に見えて記述量が減っているのが残念です。後で追加できればしたいところです。

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