2006年度期末報告

今年度のまとめと来年度の予定

今年の十大ニュースは出来ませんでしたが、自ブログの今年の人気記事ベスト10*1はやります。アクセスからの分析をこうして見てみると、やはりここでも「ハルヒ」の強さが目立ちます。ただそれ以外にも、幾つか面白い特徴はあります。


まず、PV上位五位の記事だけで、ブログのトップページ(d.hatena.ne.jp/sirouto2/)と同じ位のアクセス(全体の一割程度)があります。ホームページ=家でトップページ=玄関、という比喩では捉えられない現象ですね。アクセスの内訳を見ると、ブラウザのブックマーク、はてな系サービス、大手ニュースサイト、検索サイト、その他ロングテール、がそれぞれ二割位に分かれています。


大手サイトに取り上げてもらったり、ホッテントリに入ったりする記事が目立つでしょうが、そのどちらにも入っていないGUN道のまとめ記事が、検索エンジンからの継続的アクセスで、実は一位になっている事実は興味深いところです。一日辺りの瞬間最大アクセスは、「なあに、かえって萌え力がつく」が一日一万PVを超えて過去最高ですが、でも通年では9位です。


だから、はてなSEOはもっと高く評価されていいと思います。ただそれと合わせて、10秒以内に帰るユーザの割合がかなり高いのですが、「なんか重いな」とかいって帰ってしまう人が、一年では何万人単位でいそうなので、鯖が重いことも、もっと問題視されていいと思います。まあ、ブログを一箇所で書かずに分散するのが普通なので、来年はそうするつもりです。


それで、この今年度の傾向を見て、来年度の対策を立てるわけですが、基本的な方針としてはこうです。まず、ハルヒのようなブレイク作品の影響はきわめて大きいのだけれど、いつ出るか分からないのでそれには期待せず、実はGUN道のまとめが一位という事実を重く見て、来年はまとめを充実することにします。また、「Plagger」の入門記事がはてブで一位なのを見て、初心者向けのIT記事の潜在的な需要が高いのではないかと考え、IT関係の記事を書くつもりです。


この二つを合わせると、IT系のまとめをやろうという結論になりますが、そこに以前からの課題の、自動化ニュースサイト・ショッピングモールの構築と、最近立ち上げた萌理学園などのイベントを絡ませたいと思います。後者は、例えばゲーム関係ですね。このブログでもIT系の企画は今年最初にちょっと出たのですが、更新に追われてすぐ消えてしまいました。来年は年間更新日を減らして(年250日程度)、更新文字数も減らして(1記事1000字程度)、長いスパンで取り組みたいと思います。それに伴いブログの形態も第二形態に移行したいと思いますが、それは来年度の日付で述べることにします。

*1:もちろん通年なら古い記事の方が蓄積するアクセスが多いので当然有利になりますが、カウンタの解析にそれを考慮して平等に選ぶ仕組がないので、仕様がないところです