ウルルンクエストぶぃっ――腐界の空気嫁
萌え理論Blog - ウルルンルール(ululun-rule)とは何か
萌え理論Blog - ウルルンルール(ululun-rule)とは何か(コメント欄)
# ululun 『なるほど、では私は私が不快だと思ったパンチラという画像を貼られても不快だという文句の一つも書いてはならない、という事ですね。』
km37さんが「面白い」と思ってした事が、私にとっては不快だった。km37さんが私にとって不快なものを提示する自由があるのに、私には不快であるという気持ちを提示する権利は無いのでしょうか。
「権利」という言葉をどういう意味で使っているのでしょうか。
例えば、会社の会議で「課長はヅラをかぶっているが実はハゲ」と言える権利を誰かが保証しないといけないのでしょうか。
「表現の自由」という権利がありますが、これは国家に対しての規範です。具体的には通信を検閲したりしてはいけないということです。一方で「名誉毀損」がありますから、何でも言う権利があるわけではありません。
また個人の掲示板でコメントを削除するのは個人の裁量で、「不快」という発言を削除してはいけない権利とかはないわけです。もっと言うと、新聞の一面に「ululun氏が不快と発言」と載せないといけない、ということはないわけです。あるいは、芸人が寒いギャグを言う権利、というのはどうでしょう。客は笑わないといけないのでしょうか。マックで寿司が喰いたくなったら注文する権利が発生するのでしょうか。
例えばはてながコメントを削除するとか、公安がululunさんをマークするとか、そのレベルの言論弾圧であれば「権利」というのは分かるけど、個人間のコミュニケーションのレベルでそんな「権利」を持ち出して正当化するのはおかしいと思います。百歩譲ってもしそういう権利が存在するなら、われわれの「ぱんつを見る権利」もあるんじゃないですか。
それが発展すると「ぱんつみたいvsぱんつきもい」というような権利の衝突になるでしょう。しかし、はてブでちょっとコメントをつけるより、絵を描く方が圧倒的に手間が掛かるので、感情的な発言より作品の方を尊重したいです。有用なサイトにクレームがついて閉鎖する、といった事態に近い印象です。ululunさんの言うように「不快と言う権利」を認めていった先にあるのは、単なる「はてブの2ちゃんねる化」ではないでしょうか。
以上のように、何かの権利が当然のようにある、という思考は批判しますが、ただし、閲覧側の都合としては、何か発言があると削除する、という形が理想だとは思えないのも確かです。というのは、「不快」と自動で投稿するボットがあったりしたときに、じゃあそのたびに削除する、というのは何か上手くいってない感じです。それに発言の意図と受け取る意図がすれ違うことはよくあります。zoniaさんの言うように、いちいちはてブで空気を読まないといけないのは疲れるので、はてブの設定であぼーんしてくれないか、というのは一理あります。ただしそれが「無断リンク禁止禁止」みたいな新たなモヒカン的圧力になってくると、イラスト文化圏の人がはてなを使おうと思わなくなりそうではあります。現状でも絵師人口は少ないですけど。
魔法少女はてなちゃんネタは貴重な非武装地帯だったので、ホッテントリで政争の具になってほしくなかったですね。花壇で雪合戦が始まっちゃったみたいな感じでしょうか。オチはululunさん命名の「はセリ」から。
- おまけ
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