はてブのタギング2.0構想
やりたいこと
SBM…さしあたって現状のはてブに対する不満に、タグの管理編集機能が弱いことが挙げられます。放って置けばじわじわタグが増えて、そのうち手がつけられなくなります。編集画面は一応用意されていますが、100個以上のタグを修正する場合に、やはりストレスを感じてしまいます。そこでタギングの自動化について考えます。
具体的にどう自動化するのかというビジョンですが、タグの自然淘汰システムがあればいいなと思います*1。どういうことか。まず最初にはてブのアカウントで使えるタグ数を各ユーザが決めます。これがタグの生存空間になります。例えば100とします。そしてブクマして100を超えたときに、ブクマ数の少ないタグが他のタグに喰われます。*2
どのタグに喰われるかというのは、1.よりブクマ数の多いタグで、2.単語の部分一致など、スコアが近い文字列に喰われます。「エロゲー」が同じ「ゲー」を持つ「ゲーム」に統合されるといった感じです。ここでもちろん「ゲーム」が「エロゲー」に喰われる場合もあって、それを嫌う場合、何らかの形でタグの強さ・レベルを設定する必要があるでしょう。
すると一つのタグが太ってくる現象が起きるでしょう。そこで全体に対するあるタグのブクマ比が増えすぎたときに、細胞分裂するようにします。「社会」タグが「社会問題」「格差社会」「村社会」みたいに分かれます。しかしここで、自動でタグ名を作らないといけないので、統合より分裂の方が難易度が高めです。「社会(06/10〜)」とか「社会(hoge.com)」とかならもう少し簡単でしょうか。まあ面倒くさければ「社会1」「社会2」…でもいいでしょう。
できそうなこと
もしこれをはてブで実現しようとすれば、またしても重くなってしまうでしょう。しかし、個人レベルでやればできそうかなと考えています。というのは、今エクスポート機能が既にあるので、これにインポート(さらに消去できるか上書きできるか差分を書ける)機能が加われば、先に述べたことはローカル環境でやればいいので、鯖負荷がうんたらかんたらみたいな難しい問題を避けられます。みんなが一斉にやったら、エクスポート&インポート自体が重くなってしまう可能性もありますが、そのときは一日一回までとか制限すればいいでしょう。
さて、個人でやるなら後でインポートが実現されたときに、一人で黙ってやればいいわけですが、なぜ書いたかというと、「そうか、はてブにインポートもあれば、オフラインで色々遊べるんだ」とインポート欲しい機運がほんの少しでも高まればいいなと思って書きました。いまはてなダイアリーのデザインの公開機能がありますが、インポートするブックマークを公開(公式じゃなくても)しても面白いでしょう。特に専門性の高い人のブクマはインポートしたい。そういうソーシャルな場が成立すれば、情報収集がますます低コストになるわけです。