アニメ雑感

  • となグラ

ドキッ水着だらけ。モテがさわやかに覗くのは可だというかなり理不尽な展開。今さらだがヒロインの姉は20代以上〜母親位の年に見える。やはり主人公の妹が一番可愛い。次点ポニテ。人間関係の焦点は、要は景太郎と瀬田となるの三角関係。しかし、(以前からそうだが)主人公の精神年齢が低すぎるし、それでいてヒロインに浮気する気配があまりないので、だれる。まあお約束だが、昼ドラ的な緊張感がもう少しあってもいいかもしれない。

  • NHKにようこそ

被害妄想的陰謀論。例えば『ひぐらしのなく頃に』のそれと違い、まあ大方被害妄想だろうなと分かってしまうと、だれる。物語の展開は気分次第という印象を与えてしまうのはまずい。単純に映画『ゲーム』のように最後の最後まで引っ張る力が欲しいが、これはこれで痛い空気系アニメなのかもしれない。ヒロインは主人公の妄想の中の方が生き生きしている。

クライマックス。この中では一番まっとうな展開。だが、欲を言えばもう少しスケール感が欲しかった。製作的な事情は知らないけど、NHKが2クールなのにゼロが1クールというのは残念。ひぐらしもそうだけど、尺が短いのでダイジェスト的になってしまう。展開が早いので、「虚無」が云々とかの仕掛けが、見る方にそれほど効いて来ない気がする。

書く機会がなかったのでここで。EDのダンスはいいが、「KEEPOUT」がうざい。妹に焦点が当たらず普通のアパート青春ものみたいになってしまっているのは残念。だが、大家さんのメルヘンな夢は凄く良いと思う。ウニメと言われていた頃のシスプリの感覚を思い出した。全体的に話が薄いので、『住めば都のコスモス荘』くらい要素を詰め込んで欲しい。