平凡な記事に垣間見えるkanoseの強大さ

ARTIFACT@ハテナ系 - 「読売新聞は、おおすじゲドの意見に賛成です。」


ネットで報告しないとネットの存在感が薄れてしまうことに気付いた、はてな超新星kanose氏は、写真日記なら手軽に生存報告ができると考えて、このような記事を書かれたようです。私が感心したのは記事そのものよりも、自前で画像を用意しようという発想が自然と出てくることですね。これはアルファな人に共通しているけれど、画像というか権利一般に対する意識が高くて、「ちょっとくらい構わないだろう」みたいな甘えがほとんどない。ここら辺がアクセスは多いけど結局ポシャッたVIP系転載ブログとの違いだと思います。


ドラゴンボールにあったと思うけど、何トンもの重りをつけたり重力が何倍にもなる場面を思い出します。アルファブロガーは制約をものともしないで軽々と戦っているわけで、その秘めた力に想いを馳せると頬に冷や汗が伝うわけです。しかも以前fromdusktildawn氏と比較したときには含めていなかったんですが、ARTIFACTは(同じ更新頻度として見ると)本家の方がアクセスが多いわけですよね。それってハーゴンの背後にシドーがいるみたいなことじゃないですか。どれだけクライマックス感を煽ろうとしているのかという話ですよね。


アニメのキャプとか欲しくなるのだけれど、私はこのブログで画像の転載はずっと禁欲してて、必ずリンクによる間接的な参照に留めることにしてきましたが、そもそも画像が欲しくならず自然と自分で画像を用意する発想を目前で見てしまうと、それでも甘いのかなと思い直しました。YouTubeの動画の扱いとかを含めた、自分の中でのガイドラインを作ろうかなと思ってます。


そういうのは、たかがブログで大袈裟な気もします。しかし、何年前の記事でも検索で探せばすぐ読めるのです。過去に蓄積した記事が読まれてしまうのはブログの恐ろしいところです。ブロガーは自分が書いた記事でも、大量すぎて全ての内容を把握していないし、もう一つ一つ修正する暇はなく、といって全部消したら過去記事へのアクセスが途絶えます。


だから、長い間続くブログを構築するとき、脇が甘いといつかどこかで突付かれる気がしています。そういう側面を考慮した上で、このブログはいつもなるべく淡白に書こうと意識しています。