編集型ブログ

ロリコンファル - エセー −文芸の一ジャンルとしての随筆−


中二病」や「単著もないのに」は、はてな界隈の隠語ですね。そういう言葉を平気で使うのは、少し配慮が足りませんでした。そういう言葉で指示されるブログというのは、単なるエッセーではなくて、情緒的で感情的で煽動的で、極端に言うと、いつも揉めていて炎上しているようなブログのことです。


それで、このブログはニュースサイト化していくと思いますが、ニュースサイトというのは他のブログの記事へリンクするという、メタブログの形をとります。そこでは言いたいことがないともいえますが、別の誰かの言いたいことを転送・中継しているわけです。こういうタイプのブログを流通型ブログとか編集型ブログと呼んでいます。


この前創刊した萌え理論Magazineは、参加者は自分の記事を書きますが、私の立場は編集者(というより管理人)です。編集が自分の言いたいことを反映させてしまうのはあまりよくないと思っています。もちろん完全に価値中立的な立場などありませんが、それでもなるべくは読者の読みたいものを探す立場が良いと考えます。もちろんそれがダメなジャーナリズムやアンケート主義に堕してしまうこともありますが、単なる迎合にならないために、創作もやっていけたらいいなと思っています。