ブログについての根本的な疑問

他の人が色々成果を挙げてるのを見ると、本当に優秀な人はブログをしないか、控えめに更新しているような気がしてきました。*1ブログを更新する分の、あるいは2chやTVやマンガやゲームや酒やパチンコやデートやセックスや睡眠…などの、余剰リソースを使って、その分何かを勉強し努力し実力をつけているのでしょう。しかしだからといって、今日でブログを畳んでしまうほど考えなしに始めたわけでもなくて、当初は色々と構想がありました。


しかし、いざはじめてみるとブログの方が私を書き換えている部分も多々あります。それはどうしても他のブログやニュースサイトやはてブなどに影響されるからです。ブログに書かれている。それはそれで一つの発見ですし、良い影響もあるのですが、「ブログのためのブログ」というそれ自体が目的なのか、あるいは本来なら通過点なのかと、自問するようになりました。まあ少なくとも今の十倍位アクセスがあれば、ブログを自己目的にしてもそんなに問題なさそうですが、しかし。


このままだと今月は、まだ半ばではありますが、一月に開設してからはじめてアクセスが前月より下回りそうで、早くも頭打ちなのかもしれません。(開設後のたった四ヶ月間だけですが)毎月カトゆーに紹介されていたのも、今月は新ネタも見つからないし、無理っぽい感じです。新興無名ブログを必死に盛り上げるため、一日2000字〜4000字程度、一ヶ月で400字詰原稿用紙150枚〜300枚位を、一月半ば以来ほぼ毎日書いてきました。三月半ばに宣言して休んだ期間がありますが。


ところでその三月後半に休んだり、四月からブログのデザインを変えたりしてるのは、意図的にそうしていて、このブログはこうみたいな「空気」はあるにしても、澱まないように一定の周期で換気したいと思っているからです。どうしても現実では保守的になりがちですが、せめてブログ位自由にやりたいものです。もちろんそれを読むのも読まないのも自由ですが。それで、また方向性を変えてみようと思っています。


具体的には、今月の前半にチラチラやったことをもっと本格的にやりたいと考えています。でも、その分更新がかなり薄くなりますし、従ってトラバやはてブ経由でのお客さんが確実に減るだろうし、ブックマークやアンテナで見ている常連の方が違和感を持つかもしれません。しかし、下手に後回しにすると機会を逃しそうです。アクセスが減った今がかえって道を変えるチャンスかと思っています。まあそんなのは同人誌の紙質みたいに、見てる人にとってはどうでもいいことですが。


こう曖昧にグダグダ語っているのは、もう予定は立っているのだけれども、上手くいくかどうかに不安が残っていて、やるかどうか迷っている状態だからです。やる選択肢すら思い浮かばないほど途方に暮れているわけではありません。現状維持という手もありますが、ちょっとやってみたいことがあって、しかもそれを半分やったところで止めるわけにもいかない、大丈夫かな、というところです。でもとにかく「見る前に跳べ」で、少しやってみます。

*1:ちょうど某所でそういう発言があって影響されたんですが