「Kindle」新モデル登場


 2010年7月28日、アメリカのAmazon.comは、電子書籍リーダー「Kindle」の最新モデルを発表。189ドルの3G(第三世代・携帯通信)版と、3G通信機能を省きさらに安くした、139ドルのWi-Fi無線LAN通信)版がある。

 139ドルを現在の日本円に換算すると約1万2千円*1。日本語への対応や軽量化も行われており、手軽に使えるようになっている。ただし、現在の日本の状況だと、蔵書をスキャナで取り込んで電子書籍化する、という利用形態になるかと思う。

 あとは、ソフトである電子書籍が充実すれば、日本でも普及しそうだ。そこでさらに、日本固有のコンテンツ事情として、コミックが読めると、キャズム(普及の溝)を超えて、マジョリティまで普及するのではないか*2

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*1:ただし、国外からの輸送費などが掛かるようだ

*2:その点、Appleの「iPad」は価格が高いが、コミックを表示しやすい