ブログの用語問題
まえがき
前からうすうす感じていた問題ですが、特にライターになってから、ブログの語用の粗雑さが目に付くようになったので、メモがわりにざっと箇条書きします。
敬称問題
敬体問題
- このブログの今までの基準
- 単独記事・考察記事は常体
- (常連)読者に対して報告するときは敬体
- 引用を主題にする記事は、その言及元・先になるべく合わせる
- 特に相手が敬体でこちらだけ常体だと偉そうな印象
- つまり、特定の相手を想定しているときに敬体を使う
- 新基準(の構想)
- ブログは基本敬体、ライターは基本常体、の区分はできそう
- ブログは誰が読んでいるか分からなくなってきた
- 敬体の方がムダな反発・反感を招かないのでは
- 敬体は話し言葉に近いので、書くのも早くなる
- ただし、常体の方が論点が明確になる
- 敬体は角を丸くして空気抵抗を少なくする形
- ブログは基本敬体、ライターは基本常体、の区分はできそう
禁止用語
文体一般
- 一人称
- 原則「私」。最も一般的で、年齢性別のバイアスがないから
- 表記ルール
- ふだんから使っている方が間違わないので、出版に合わせたい
- たとえば、以前は「…」を使っていたが、今は「……」
- 「!」「?」は全角で、「!?」だけ半角とかも合わせるか
- 縦の活字文化に対して、ネットは海外の横書きが入ってきている
- 文章密度の問題
- たとえば漢字からひらがなにどれくらい開くか
- PCで書くと簡単に変換できるので、むしろ開く方が難しい
- 以前は「の様に」「する時」「位に」「何故か」と書いていた
- 表意が入る方が意味を把握しやすいという考え
- しかし、最近はひらがなを多くするように意識している
- というのは、現在の出版物がそういう傾向にあるから
- 活字離れが影響している?
- いま「今」「例えば」「既に」などが表記揺れしている最中
- これもチェックするツールが欲しい(いちおうすでにある)
- しかし、丸谷才一的な意味で、「羅列」を「ら列」と書きたくない
- 副詞・接続詞などはともかく、動詞・形容詞はひらがなにしたくない
- 「たべる」とか「うごく」と書くと違和感を覚える(なぜだろう)
- 逆に別人のように思いっきり文体を使い分けるのも面白そう
- 多重人格みたいに見えてしまうが、小説という形で導入できる
- たとえば漢字からひらがなにどれくらい開くか