宮崎駿/スタジオジブリのアニメーション映画ランキング

スタジオジブリ作品集 2008年カレンダー

宮崎駿ジブリ・アニメ映画ランキング

概要

個人的に良いと思ったランキング。

風の谷のナウシカ

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記念碑的作品。寓話的世界観、飛行シーンなど、表現が豊かだ。ちなみに、漫画版の展開は救世主的物語ではなく、むしろその予定調和を否定する。

天空の城ラピュタ

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古代の遺産、飛行するなど、ナウシカとの共通点が多いが、エンターテインメントで活劇的になっている。さらに軽快なのが「紅の豚」。

となりのトトロ

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ジブリといえばまずトトロを連想するだろう。当時既に失われつつある、古き良き日本への郷愁。同じモチーフを高畑勲が扱うと、学生運動を連想させる「平成狸合戦ぽんぽこ」になる。

もののけ姫

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宮崎駿におけるエヴァ。大得意の飛行シーンを禁欲して、地を這う獣(王蟲に近い)の怨念と迫力を描く。それが90年代の閉塞感とシンクロして強度を生んだ。

千と千尋の神隠し

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現代の寓話。他者の声を有する「カオナシ」は、(宮崎駿自身は批判的だとしても)現代におけるコミュニケーションのロールモデルになりうる。