漫画雑誌「月刊少年ブラッド」創刊
概要
MOVIDA ENTERTAINMENT
Web★ブラッド 公式
少年向け漫画雑誌「月刊少年ブラッド」を創刊します。また、本誌の発売と同時に掲載作品全てを有料で配信する携帯向けサイト「ケータイ☆ブラッド」、およびWebオリジナル作品の無料掲載などを行う「Web★ブラッド」も併せて開設します。
【本誌概要】
創刊:2006年4月12日(水)
発行:毎月12日発売
定価:290円(税込み)
創刊号特別定価:240円(税込み)、付録:特製クリアファイル
体裁:B5判、平綴じ、約560ページ
発行:モビーダ・エンターテインメント株式会社
発売:ソフトバンク クリエイティブ株式会社【「ケータイ☆ブラッド」概要】
基本料金:月額315円(税込み)
印象
印象表 | 窓 | 夜風 |
---|---|---|
英雄 | ビルゲイツ | 孫正義 |
参入 | X-BOX(ゲーム) | 少年ブラッド(マンガ) |
結果 | これはひどい(売上) | ??? |
…ということです。モデムみたいにマンガを無料配布しても、
マンガの場合は、毎号乗り換えるコストがADSLより低いので、
そんな簡単には普及しないと思います。それとコンセプトが
明確に見えて来ない気がします。王道の少年漫画は無理です。
かつてエニックスがガンガンに参入したときに、かつての
ドラクエ四コマの資産(柴田亜美とか)を生かしたりとか、
何か連結しないと新規参入は少子化だし厳しいと思います。
具体的にはネットゲームのマンガ化とかを中心にするとか。
「COMIC SEED」というオンラインマンガ雑誌が昔あったので、
WEBやケータイの展開はあるかもしれませんが、シード今はもうないし。
(ただし、シード本体は黒字で、本体のぺんぎん書房があぼーんしたらしい)
javascriptによるビューアがかなり本格的でしたし、単行本化してました。
(無料で読めて単行本で元を取るみたいなモデルはかなり興味深い)
しかし、菅野博之が恋愛マンガを描くというのは軽い衝撃です。
彼は伝統を継承した正統派マンガを描くという印象があります。
電撃プレイステーションのオマケで四コママンガがついていて、
開始初期で、菅野だけが異様に上手かったのが、印象的でした。
もともと電撃のイラスト四コマは同人的というか、ゲーマーの
日々の雑記をマンガ化した、という雰囲気なので。脱線ですね。
提案
「新規参入は難しい」とか無難なことを言ってても
全くつまらないので、もう少しひねってみます。
「R-25」というフリーペーパーがあるんですが、
いっそずっと無料で配布するマンガ雑誌はどうか。
収入源は何か。一つは、「デジキャラット」
「とらのあなの美虎」のように、本体と広告の境界を
曖昧にしたコンテンツを超大量に配置します。
mixiやらFirefoxやらを擬人化して
ねとらん辺りで既に商売してますが、
あそこら辺をマンガでやればいいのでは。
もう一つは、売れているが知名度はなくて、
商業流通に進出したいような同人関係から、
無料もしくは掲載料を取って掲載します。
(アンソロみたいに再掲という方法があるし)
たとえ今は売れていても、流行の流行り廃りが
激しい業界なので、商業流通に足跡を残したい
者は結構いるんじゃないかと推測してみたり。
あるいは最近増えてきたマンガの専門学校や学科で、
授業の一環として、上記の広告マンガを描かせれば、
原稿料いらず、教材確保、プロの体験と、winwinwinです。
アキバの通向けフリーペーパー「あきば通」が創刊、はらペコマップ付き 参考
これを本当にやったらそれはそれで叩かれそうですし、
損益分岐点とかを全然考えてないで適当に言ってるので、
あんま本気の提言ではないんですが、可能性はあるかも。
何かケータイの携帯電話本体はゼロ円みたいなモデルで。