イベント参加告知「コミックマーケット79」

概要

 2010年12月31日のコミックマーケット79に参加します。スペースは東5ホール "ホ" ブロック 50b「萌え理論になります。

 ノベルゲーム『幽霊郵便』の体験版を配布する予定ですので、コミケにお越しの方はぜひお立ち寄りください。

サンクリ49報告、コミティア94・コミクリ21予告

報告

 10/24に開催された「サンシャインクリエイション49」にサークル参加しました。スペースに立ち寄って下さった方々は、誠にありがとうございました。

 スペースでは、ディスプレイを持ち込んで、『幽霊郵便』体験版の一部を動作させたデモ映像を流しました。体験版そのものの配布はしませんでしたが、これは、体験版とはいえボリュームとクオリティある程度確保したかったからです。

 「そんな仕様で大丈夫か?」という状態なのに、「大丈夫だ、問題ない」と強行すると、不評で失敗するかもしれません。「神は言っている。ここでエターナル(無期限・開発凍結)運命ではないと」ということで、「一番いいのを」リリースしようと思いました。

予告

 今後の予定としては、11/14の「コミティア94」(E-06a)、11/21の「コミッククリエイション21」(E-03a)に参加します。そのほか年内のイベントには、「文学フリマ」と「コミックマーケット」に申し込んであります。

 また、ブログだとすぐエントリが流れてしまうので、公式サイトの立ち上げの必要性も痛感しています。そこで、公式サイト、紹介動画、体験版を、できれば年内に公開したいと思っています。

 体験版については、イベントで先行配布して、その後にネット上でフリーで公開するつもりです。フリー配布は体験版のみで、本編はシェアソフトとなります。

紹介

 ノベルゲーム『幽霊郵便』の内容も少しだけ紹介しておきます。本作には、一般的なノベルゲームのような、選択肢による分岐はありません。そのかわり、別の独自要素があります。

 本作のテーマは「可能性」です。ストーリーに即してより具体的に言うと、行方不明となった少年少女の謎になります。その原因は、事故かもしれないし、事件かもしれない。あるいは、生きているかもしれないし、死んでいるかもしれない。そのような可能性が無数にあります。

 オーソドックスな選択肢・分岐以外の方法で、無数の事象の可能性をどのように表現するのか。去年からずっとそのことを考えていました。そして、今までのノベルにない、新しい形態に辿り着きました。

 しかし、本作はエンターテインメントを志向するため、新しさだけでなく、分かりやすさをも備えている必要があります。娯楽作品は、万人が理解可能であることが求められます。しかし、新しさを求めると実験的になり、娯楽性が失われる恐れがあります。

 この新しさと分かりやすさのジレンマで、私は長い間悩みました。そして、今年に入って、少しずつ構想がまとまっていきました。様々なジャンルから、既存のフォーマットを取り込むことで、新しさと分かりやすさを両立できるのではないかと思います。

 後はこれを形にしていくわけですが、1人で制作しているので、チーム制作の何倍も時間が掛かります。開発が遅れて、大変恐縮です。しかし、少なくとも第1巻は必ず出す予定です。

 さらに詳しい本作のご紹介は、公式サイトで後日、行いたいと思います。なお、『エルシャダイ』PVの台詞に、共鳴する精神を感じたので、引用を下記に示します。*1

 人が持つ、唯一絶対の力。
 Humans have a unique gift.The power of choice.

 それは自らの意志で、進むべき道を選択することだ。
 Free will.They can follow any path they desire.

 お前は、常に人にとって最良の未来を想い、自由に選択していけ。
 So choose your path carefully.
 The future of mankind depends on it.

 さあ、行こう……
 Time to go...


エルシャダイ アセンション オブ メタトロン』(El Shaddai Ascension of the Metatron)
公式動画中にある、イーノックに対するルシフェルの台詞から抜粋

*1:※注:本作はオリジナルで、『エルシャダイ』の二次創作というわけではありません。作品自体は一切関係ありません

イベント「doujin24」出演告知

概要

「同人ゲームの可能性と限界」をテーマに朝まで生討論を行ないます。

(9/18 24:00 〜 9/19 5:00 Ust配信 ※深夜は会場に一般入場できません)

同人ゲームに関するイベント「doujin24」内の企画「朝まで生討論」に出演します。討論会の様子はUstで配信されますので、ご紹介します。

紹介

今回のイベントに参加したきっかけは、サークル「ZIYA」代表・Gimmikcさんに、お誘い頂いたことです。Gimmikcさんも討論会に出演しています。

討論にあたり、事前に同人ゲームに関連する方にヒアリングを行いました。『ナツメ』のスクリプトを担当した西野績葉さん、『去人たち』のキャラクターデザイン・原画を担当した吉川にちのさん、フリーゲームの紹介をしている魔王14歳さんをご紹介します。

『幽霊郵便』頒布延期のお詫び

 8月29日に参加する「コミティア93」で『幽霊郵便(仮)』の体験版を頒布予定でしたが、制作上の都合により頒布を延期いたします。誠に申し訳ありません。

イベント「COMITIA(コミティア)93」参加告知

 同人活動を報告します。惜しくも、夏コミに落選しましたが、コミティア93には参加します。参加ジャンルは同人ゲームで、ノベルゲーム『幽霊郵便(仮)』のアルファ体験版を頒布する予定です。

 なお、更新再開したばかりで恐縮ですが、ゲーム制作のため、毎日の更新はできなくなります。

本ブログのフォント指定を「メイリオ」に変更しました

概要

 指定フォントを替えたり、文体を変えたりして、読みやすいブログを目指します。


 
(▲左が旧フォント、右が新フォント。ただし、メイリオ・フォントがインストールされていないと、別のフォントが代替で表示されます。)

メイリオ」の明瞭さ

 最近、私のデスクトップとノートがWindows7に替わり、フォント「メイリオ」が明瞭で読みやすいと感じていました。まだまだOSの主流はXPでしょうが、Vistaや7の普及率も伸びてきているようです。

 そこで、Vista・7に搭載されている「メイリオ」を、このブログのフォントに指定しました。サイズも少し大きくなるので、今までより読みやすいかと思われます。

 これから少しずつ、ブログのデザインも変更していく予定です。もし、講読に支障をきたすほどブログの表示が崩れていたら、お手数ですがコメントやはてブなどで、OSとブラウザをお教えください。

平易と簡明を旨に

 更新を再開するにあたり、少し文体も変えています。昔に比べて、改行を多めにして、ひらがな率を上げました。これから、行頭の頭落としもするつもりです。そうしたのは、昔のエントリを読み返すと、リーダビリティの低さが、まず目に付いたからです。

 このブログの文体は、接続語と句読点と単文構造を、意図的に多用しているので、美しい日本語の文章には決してなりません。美しさは諦めますが、分かりやすさと読みやすさについては、妥協なく追求していくつもりです。

 また、要点を絞り、字数を一定に収めて、推敲と校正に時間をあてるようにしました。そうするのは、筆調を均一にして、読み飛ばしやすい文章にするためです。書き飛ばした文章ではなく、読み飛ばせる文章になるよう努力します。

 つまり、マニュアルや取扱説明書のような文章を目指すわけです。なぜそうするかというと、昔書いていたような生硬晦渋な文章だと、読むのが疲れるからです。疲れる文章というのは、たとえば、RSSリーダに登録されにくいはず。

 とくに、「はてなRSS」が閉鎖した今このタイミングでは、新しいRSSリーダに改めて登録して欲しい、という意図が私にはあります。そこで、昔よりも自覚的に、平易と簡明を旨とするようにしています。

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トークイベントの御礼と報告

御礼

上記イベントが無事終了しました。当日会場にお越し下さった方々に、改めて御礼いたします。ささやかな会場での催しではありますが、会場の座席が満員になり、アキバへの関心の高さを感じました。

報告

出演者のひとり、白田秀彰先生は、「電子の街」としての秋葉原について、プレゼンテーションなさいました。

一昔前の秋葉原は「電子の街」と呼ばれており、電子部品を販売する店がひしめいていたといいます。白田先生は実際に秋葉原を訪れ、それらの店が今でも残っているか巡り、その調査結果を発表しました。

「ネットスター」などでもおなじみの巧みな語り口で、ユーモアもたっぷり交えつつ、しかも熱い情熱を込めて語る白田先生。観客の方々もそのお話に引き込まれて、プレゼンの最後には大きな拍手で応えました。

電子工作など理工系にも造詣が深いところ、そうした視野の広さが情報分野での鋭い見識につながっていくところに、白田先生の意外な一面を垣間見た気がします。

昔の秋葉原を知っている来場者の方からは、「(その店が)懐かしい」という声が聞かれました。時代の最先端を反映する街、秋葉原。世代によってイメージもずいぶん異なるでしょう。

私も一応出演して、アキバと萌えについて話しました。そちらはまた項を改めて、少しご紹介したいと思います。